Users Guide
対応 Linux オペレーティングシステムが稼動するシステム:
1. オペレーティングシステム(OS)シェルを起動します。
2. リモートシステムを管理するための IPMI シェルコマンド(「IPMI シェルコマンド構文」を参照)を入力します。有効なオプション、コマンド、サブコマンド、引数については、「IPMI シェル
コマンド」のリストを参照してください 。
IPMI シェルコマンド構文
一般的な IPMI シェル CLI コマンドの構文は次のとおりです。
ipmish [グローバルオプション] ... コマンド [; コマンド] ...
コマンドの一般的な使い方:
コマンド [サブコマンド] [コマンドオプションと引数] ...
グローバルオプションとコマンド固有のオプションは、常に次の形式になります。
-オプション引数
たとえば、次のとおりです。
-help
-max 20
-u John
組み込みタブまたはスペースのある引数は、二重引用符(")で括る必要があります。例:
-user "ジョンスミス"
各コマンドにはデフォルトの処置が 1 つあります。デフォルトの処置は通常、コマンドの現在の設定や状態の読み取り値および表示値と同じですが、そうでない場合もあります。
IPMI シェルグローバルオプション
IPMI シェルには、次のグローバルオプションがあります。
IPMISH LAN オプション -ip の実行
構文概要
ipmish -ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名 -u ユーザー名 -p パスワード
[-k KG 値] <コマンド>
説明
このオプションを使用して、LAN チャネルからリモート管理下システムへの接続を確立します。別のポートが設定されていない限り、インストールで指定した IP ポート(デフォルト値は 623)が使用
されます。
オプション
-ip BMC IP アドレス | BMC ホスト名
リモート管理下システムの IP アドレスまたはホスト名を指定します。
-u ユーザー名
BMC ユーザー名を指定します。
-p パスワード
メモ: IPMI シェルは /usr/sbin にあります。
メモ: このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。