Users Guide

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シリアルポートコンソールリダイレクト
Dell OpenManage ベースボード管理コントローラユーティリティ 4.3 ユーザーズガイド
シリアル通信
SPCR
SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト
シリアル通信
Dell PowerEdge x9xxxx0xおよび xx1x システムではシリアルコンソールリダイレクトは COM1 または COM2 を使用して実行できます
COM1 のコンソールリダイレクト
COM1 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、次の設定が必要になります
l シリアル通信® シリアル通信 と進み、COM1 のコンソールリダイレクトでオン設定します
l シリアル通信® 外部シリアルコネクタ と進み、COM1 に設定します
COM2 のコンソールリダイレクト
COM2 のコンソールリダイレクトを使用するとシリアルオーバー LANSOL)通信用の外部コネクタやBMCDRAC 5/iDRAC6 Enterprise などのリモートアクセスデバイスにリダイレクトできま
す。
COM2 のシリアルコンソールリダイレクトを有効にするには、以下の設定が必要になります
l シリアル通信® シリアル通信 と進み、COM2 のコンソールリダイレクトでオン設定します
l シリアル通信® 外部シリアルコネクタ と進み、COM2 に設定します
外部コネクタへリダイレクトするしないにわらずコンソールリダイレクトまたは SOL COM2 使用する場合、BIOS BMC から SOL ボーレートを読み取り、その設定値を使用してコンソールリ
ダイレクトをアクティブにしますSOL ボーレートは Dell Deployment ToolkitOMSADRACまたは BMU を使って設定できます
BMC または DRAC へのシリアルターミナル通信
シリアルターミナルモードを使用するとシリアルポート接続を使って直接 BMC または DRAC に接続し、テキストベースのコマンドを実行できますBMC DRAC にシリアルターミナル通信を設定す
方法、および使用可能なターミナルモードコマンドについては、「ターミナルモードのコマンド」を参照してください
ターミナルモードではBMC または DRAC がある場合、シリアルターミナル接続とシステム COM2 ポートへの接続間を切り替えできる Esc キーシーケンスをサポートしていますこれを COM2
(「COM2 のコンソールリダイレクト」を参照)経由のコンソールリダイレクトと組み合わせてシステムコンソールリダイレクトの表示とシステムリセットなどのターミナルコマンドを実行するための BMC
または DRAC との通信間で切り替えることができます
ターミナルモードのときにシステム COM2 ポートへの接続に切り替える場合には、次のコマンドを使用します
<Esc> +<Shift> <q>
システム COM2 ポートに接続している場合にターミナルモードにるには、次のコマンドを使用します
<Esc> +<Shift> <9>
SPCR
シリアルポートコンソールリダイレクトSPCR)表は、システムファームウェアとサービスプロセッサが帯域外(OOB)管理ポートを使用する方法について情報を提供していますたとえばOOB 管理ポ
ートがシリアルポートの場合は、シリアル番号、ボーターミナルの種類、そのOOB 通信に使用される設定などの情報SPCR 表に含まれていますSPCR 表は、コンソールリダイレクトSAC
Special Administrative Consoleによって読み取られブータブル CD のインストール中に自動的に設定されます
システムサービスプロセッサがコンソールリダイレクトなどの緊急管理サービスEMSをサポートしている場合は、SPCR 表が自動的に有効になります。自動的に設定されない場合は、unattend.txt
ファイルにのパラメータを追加してSPCR BMC 設定と一致するように設定する必要があります
メモコンソールリダイレクトを SOL に使用する場合は、外部シリアルコネクタ 設定を行う必要はありません
メモこの組み合わせ機能を実現するにはシリアル通信ボーレートと SOL ボーレートを同じ値に設定する必要があります
メモunattend.txt ファイルはインストール後に自動的に作成されます