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ト転送はブロックされています。 したがってスパンツリーチェックが完了しなければソフトウェアは BMC と通信できません。 エッジポートまたはポート高速ルーターでスパニングツリー機能が有効になっ
ていると、ルーターがネットワークを分析している間、30 秒以上ネットワークリンクが切れることがあります。 この状況は、リンクライトが消えている場合に部分的に見分けることができます。 このプロセ
ス中に IPMISH コマンドがタイムアウトになる可能性があります。 ポート高速ルーターでスパニングツリーを無効にするか、スパニングツリー高速 オプションを有効にし、もう一度 SOL プロキシを使
用して コンソールリダイレクトの再起動とアクティブ化 コマンドを実行してみてください。 これで <F2> を押して BIOS 設定に入れるはずです。
Q:IPMISH コマンドラインツールを使用して 電源リセット コマンドを実行すると、タイムアウトのエラーメッセージが表示されるのはなぜですか?
A:前述の Q&A で説明したスパニングツリー機能のために、電源管理時に問題が生じることもあります。上記のソリューションを使って、電源リセットとその他の電源管理コマンドがネットワークのタイム
アウトなしで正常に機能することを確認します。
Q:<F10> や <Ctrl><Alt><Del> などのキー、およびキーの組み合わせが、コンソールリダイレクトの間は使用できないのはどうしてですか?
A:コンソールリダイレクトでは ANSI または VT 100/220 の端末エミュレーションが使用されますが、このエミュレーションでは基本的な ASCII 文字しか使用できません。ファンクションキー、矢印キ
ー、コントロールキーは ASCII 文字セットで使用できませんが、ほとんどのユーティリティでは通常の操作にファンクションキーやコントロールキーの使用を必要とします。 詳細については、「エスケー
プキーシーケンス」を参照してください。
Q:ターミナルモードを BIOS コンソールリダイレクトと一緒に使用できますか?
A:はい。BMC ターミナルモードは、BIOS コンソールリダイレクトと同時に機能できます。 次のエスケープシーケンスを使うと、BMC のターミナルモードと BIOS コンソールリダイレクトの間を「エスケー
プ」できます。
<Esc><q> を押すと、システムのシリアルポートが BIOS コンソールリダイレクトのテキストストリームに切り替わります。
<Esc><(> を押すと、システムのシリアルポートが BMC ターミナルモードのテキストストリームに切り替わります。
BIOS コンソールリダイレクトの設定と使い方については、システムの『ユーザーズガイド』、ターミナルモードコマンドの使い方については、「ターミナルモードコマンド」を参照してください。
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メモ:2 つの独立したアクティブなテキストストリーム間で切り替えているため、データが失われることがあります。