Users Guide
-u ユーザー名
BMC ユーザー名を指定します。
-p パスワード
BMC ユーザーパスワードを指定します。
-k KG 値
KG 値を 16 進数形式で指定します。IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号鍵を生成するための公開キーです。これはパスワードとは異なります。パスワード
は公開されず、ファームウェアへのアクセスに使用します。最大値は 20 ASCII 16 進数のペアで、2 つの間にスペースはありません。
シリアルオーバー IPMISH - オプション -com の実行
概要
ipmish -com シリアルポート -baud ボーレート -flow フロー管理 -u ユーザー名 -p パスワード
IPMISH オーバーシリアルが正しく機能するには、次の属性を設定する必要があります。
l PowerEdge x9xx 、 xx0x 、xx1x システムでは、外部シリアルコネクタ を構成し、リモートアクセス に設定する必要があります。このオプションは BIOS 設定 の シリアル通信 サブ
メニューにあります。
l DRAC 5 カード をインストールしている場合は、RAC シリアルコンソール を無効にします。DRAC GUI にログインし、シリアル に移動して シリアルコンソールを有効にする チェックボックス
をオフにします。
l PowerEdge x8xx システムの場合は、シリアルポート 1 を BMC シリアル に設定します。このオプションは BIOS 設定 の オンボードデバイス メニューにあります。
すべてのシステムで、BMC のシリアル通信接続モードを ダイレクト接続基本モード に設定する必要があります。これは Server Administrator を使用して設定できます。Server
Administrator にログオンし、シリアルポートに移動します。
説明
このオプションは、シリアルチャネルを使用してリモート管理下システムへの接続を確立します。
オプション
-com シリアルポート
管理下システムと IPMI セッションを確立するときに使用したシリアルポートを指定します。 Windows を実行しているシステムの管理ステーションポートに 1、2、3 などを使用できます。Linux を
実行しているシステムでは、管理ステーションポートに ttyS0、ttyS1、ttyS2 などを使用できます。
-baud ボーレート
シリアルチャネルの通信ボーレートを指定します。確実にサポートされている最大ボーレートは次のとおりです。
l PowerEdge x8xx システムでは 19200
l Dell Remote Access Controller 5(DRAC 5)なしの PowerEdge x9xx および xx0x システムでは 57600
l DRAC 5 のある PowerEdge x9xx および xx0x システムでは 115200
l PowerEdge xx1x システムでは 115200
-flow フロー制御
データフロー制御方法を指定します。 cts(ハードウェアフロー制御)とǻǵ(フロー制御なし)の 2 つのフロー制御オプションがあります。
-u ユーザー名
BMC ユーザー名を指定します。
メモ: 偶数の 16 進数文字は有効で、奇数の 16 進数文字は無効です。たとえば、123456AB67 は有効ですが、123 は無効です。暗号化を無効にするには、00, 0000 などを入力
します。
メモ: IPMI 暗号化キーは Dell x9xx
、
xx0x、xx1x システムでのみ使用可能です。
メモ: これらのオプションは、BIOS 設定または Dell OpenManage ツールを使用して設定できます。Server Administrator にログオンし、BIOS 設定に移動します。
メモ: このグローバルオプションを単独で使用して BMC に接続することはできません。このオプションの後に 1 つまたは複数の IPMISH コマンドを入力する必要があります。
メモ: シリアルチャネルのボーレートは、管理下システムで設定したボーレートと同じでなければなりません。