Users Guide
SOL プロキシ設定ファイルの設定
IPMI シェルと SOL プロキシでは、特定のパラメータを SOL プロキシ設定ファイル - SOLProxy.cfg で正しく設定する必要があります。このファイルは BMC のデフォルトのインストールディレク
トリに入っています。
パラメータとその説明は以下のとおりです。
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#The file is an example.
IP アドレス
SOL プロキシへの接続に使用する特定の IP アドレスを指定します。 このアイテムは、SOL プロキシ Telnet セッションを確立するのに受け入れられる接続の種類を定義します。 3 つの値があり
ます。
l INADDR_ANY — SOL プロキシはサーバーのどのインタフェースでも入力をリッスンします。
l 127.0.0.1 — SOL プロキシはローカルホストでのみ入力をリッスンします。
l IP アドレス — SOL プロキシはこの IP アドレスでのみ入力をリッスンします。
例:
ip=INADDR_ANY
ポート結合
SOL プロキシが着信接続をリッスンするポートを指定します。 デフォルトではポートは 623 に設定され、ユーザーが変更できます。
このアイテムは、SOL プロキシを Telnet するポートを定義します。 このアイテムがない場合は、623 がデフォルトポートに設定されます。 例:
port=623
セッションのタイムアウト
SOL プロキシセッションがタイムアウトになるまでの時間を分で指定します。
指定のタイムアウト時間内にキーボード操作がない場合、Telnet セッションと SOL セッションは終了します。 タイムアウト値は分で指定され、SOL プロキシのインストール中に変更できます。
例:
session_timeout=30
電源オフタイムアウト
SOL プロキシが管理下システムの電源ステータスのポーリングを断念するまでの時間を秒で指定します。 SOL プロキシが電源オフコマンドを発行しても指定の時間内にシステムの電源が切れない
場合は、タイムアウト時間になったためシステムを電源オフにできなかったことを示すメッセージが表示されます。
例:
power_off_timeout=60
再試行間隔
BMC がパケットの再送信を試みる前に待つ時間を秒で指定します。 retry_interval の単位は 0.5 秒です。 したがって、2 の値を指定すると、BMC がパケットの再送信を試みる前にソフトウェ
メモ:再起動してコンソールリダイレクトをアクティブにする が選択されていてリモート管理下システムの電源がオンになっていると、power off IPMI コマンドが発行されます。その
後、電源状態は「off」が報告されるまで継続してモニタされます。 電源状態がこのタイムアウト期間より長く「on」になっている場合、再起動してコンソールリダイレクトをアクティブに
する によってエラーが報告されてからトップレベルメニューに戻ります。 タイムアウト値は秒で指定され、SOL プロキシのインストール中に変更できます。