Users Guide
[7] — 1b = パラメータを無効またはロックされていると指定します。
0b = パラメータを有効またはロック解除されていると指定します。
[6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。
YY...NN — 起動オプションパラメータデータ。
パラメータデータに 0 バイトを渡すと、パラメータの有効なビットを現在のパラメータ設定に影響を与えずに変更できます。
SYS GET
BOOTOPT XX YY ZZ
これは、IPMI のシステム起動オプションの取得コマンドのテキストバージョンです。 任意の起動オプションパラメータを取得できます。
XX YY ZZ は、システム起動オプションの取得要求に渡されたデータバイトの 16 進数 ASCII を表します。
BMC はコマンドから得たデータを 16 進数 ASCII フォーマットで返します。
XX —パラメータセレクタ
[7]—予約済
[6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。
YY —設定セレクタ
[7:0]—特定のパラメータセレクタから特定のブロックまたはパラメータのセットを選択します。
パラメータが設定セレクタを使用していない場合、00h として書き込みます。
ZZ—ブロックセレクタ
パラメータのセット内の特定のブロックを選択します。
パラメータがブロックセレクタを使用しない場合、00h として書き込みます。
メモ: ブロックセレクタを使う IPMI 指定の起動オプションパラメータはありません。 ただし、このフィールドは他の設定コマンドと整合性を保ち、今後
IPMI 仕様が拡張した場合のプレースホルダとして提供されています。
SYS SET TCFG
ターミナルモード設定バイトを返し、XX と YY は、表B-4に示すデータバイト 1 および 2 の揮発バージョンを 16 進数 ASCII エンコードで表したもので、
AA BB は、不揮発バージョンを 16 進数 ASCII エンコードで表したものです。
V:XX <出力終結シーケンス>
N:AA BB <出力終結シーケンス>
-V XX YY
揮発性ターミナルモード設定を設定します。 XX と YY は、表B-4に示されるとおりデータバイト 1 および 2 を 16 進数 ASCII エンコードで表したもので
す。 BMC は、上記の SYS SET TCFG と同じ出力を返します。
-N XX YY
不揮発ターミナルモード設定を設定します。 XX と YY は、表B-4に示されるとおりデータバイト 1 および 2 を 16 進数 ASCII エンコードで表したもので
す。 BMC は、上記の SYS SET TCFG と同じ出力を返します。
SYS RESET
すぐにシステムハードリセットを行うように BMC に指示します。
SYS POWER OFF
即座にシステム電源オフを実行するように BMC に指示します。
SYS POWER ON
即座にシステム電源オンを開始するように BMC に指示します。
SYS HEALTH
QUERY
高レベルバージョンのシステム正常性状態を「簡潔な」フォーマットで返すように BMC に指示します。 コマンドが受け入れられると、BMC は次のフォー
マットの文字列を返します。
PWR:zzz H:xx T:xx V:xx PS:xx C:xx D:xx S:xx O:xx
説明:
PWR はシステムの電源状況を表します。
H は正常性を表します。
T は温度を表します。
V は電圧を表します。
PS は電源装置サブシステムを表します。
C は冷却サブシステム(ファン)を表します。
D はハードドライブ / RAID サブシステムを表します。
S は物理的セキュリティを表します。
O はその他(OEM)を表します。
zzz : ON、OFF (ソートオフまたはメカニカルオフ)、SLP(スリープ - スリープレベルを区別できないときに使用)、S4、 S3、S2、S1、??(不明)
xx : ok、nc、cr、nr、uf、または ?? 説明:
ok = OK(通常の動作範囲でモニタされたパラメータ)