Users Guide
システムイベントログレコードはタブ形式(レガシー)か、他の Dell OpenManage 製品の SEL ログ出力と同じ縦形式(oemlist )で表示されます。 デフォルトは oemlist 形式です。 レガシー形式の列
見出しは順序数、日付、時刻、センサー番号 、センサーの種類、短い説明 です。 図 3-10 は、oemlist およびレガシー形式の SEL 表示例です。
図 3-10. sel オプションの例
SOL
構文概要
sol[enable |disable]
sol config [-baud
ボーレート
][-priv
特権レベル
] [-retry count
再試行数
] [retry interval
再試行間隔
]
説明
このコマンドを使用すると、リモート BMC の sol セッションのパラメータを指定できます。
サブコマンド
enable
接続しているサーバーの SOL を有効にできます。
disable
接続しているサーバーの SOL を無効にできます。
config
SOL のボーレートと特権レベルを設定できます。
オプション
-baud ボーレート
シリアルチャネルの通信ボーレート(9600 や 19200 など)を指定します。 管理下サーバーの SOL ボーレートと同じでなければなりません。
-priv 特権レベル
SOL セッションを確立するために最低限必要な特権を指定します。 可能な値は User、Operator、Administrator です。
-retry count 再試行数
確認応答を受け取らなかった場合に、BMC が SOL パッケージの再送信を試みる回数を指定します。 最大値は 7、最小値は 0 です。
-retry interval 再試行間隔
BMC がリモートコンソールに SOL パケットの再送信を試みる間隔を指定します。 10 ミリ秒の増分で指定します。 たとえば、値を 100 と設定すると、1000 ミリ秒待ってからリモートコンソールに SQL
パッケージの送信が再試行されます。 値をゼロと指定すると、待ち時間なしに直ちに送信が再試行されます。
図 3-11. IPMISH SOL オプション
メモ:connect で IPMI セッションを確立する前にコマンドを使用すると、エラーメッセージが表示されます。