Users Guide
目次ページに戻る
管理下システムの設定
ベースボード管理コントローラユーティリティユーザーズガイド
BIOS 設定
ベースボード管理コントローラ設定
Deployment Toolkit ユーティリティを使った BMC の設定
Server Administrator を使った BMC の設定
BMC 管理ユーティリティを使い始める前に、実行する機能に必要なシステム BIOS、ネットワーク、 Intelligent Platform Management Interface(IPMI)暗号化キー、シリアル接続設定などを設定して、
BMC へのアクセスを有効にする必要があります。
また、BMC 管理ユーティリティ IPMI シリアル機能を使用するには、管理ステーションとターゲット BMC の該当するシリアル I/O ポートとの間にヌルモデムケーブルを使用した正常な接続を確立しておく
必要があります。
ここでは、BMC 管理ユーティリティを使用して BMC へのアクセスと管理を行うための準備に必要な手順を説明します。 説明内容は次のとおりです。
l BIOS の設定
l ベースボード管理コントローラの設定
l Deployment Toolkit の SYSCFG.EXE ユーティリティを使用した BMC の設定
l Dell™OpenManage™ServerAdministratorを使用した BMC の設定
BIOS 設定
ほとんどの設定では、BMC 管理ユーティリティを使用する前に、システム BOIS でシリアルポート設定とコンソールリダイレクトを設定する必要があります。 必要なシステム BIOS を設定するには、
BIOS プログラムを使用する必要があります。 BIOS 設定も Deployment Toolkit または Server Administrator を使用して設定できます。
Dell PowerEdge™ x8xx システムでのシステム BIOS の設定
1. システムをオンにするか再起動します。
2. 次のメッセージが表示されたら直ちに<F2> を押します。
<F2> = Setup
システム設定 画面が表示されます。
3. 上矢印または下矢印キーを使用して オンボードデバイス フィールドに移動し、<Enter> を押します。
4. 上矢印または下矢印キーを使用して シリアルポート 1 フィールドに移動し、<Enter> を押します。
5. スペースバーを使用して、シリアルポートオプションを選択します。
オプションは COM1、COM3、BMC シリアル、BMC NIC、オフ、および RAC(オプションで RAC がシステムにインストールされている場合)です。
BMC を使用するには、シリアルポート 1 で COM1 アドレスを使用し、通信はシリアルポートでも内蔵の共有 NIC でも行うことができます。 RAC 制御では COM1 アドレスだけが使用されます。
コンソールリダイレクトがシリアルポート 1 を使用するように設定されている場合は、オフ と COM3 は使用できません。
a. シリアルケーブル接続を使用して BMC にアクセスする場合は、BMC シリアル を選択します。
b. SOL プロキシを使用している場合に共有 LAN で BMC にアクセスするには、BMC NIC を選択します。
6. <Enter> を押すと、システム設定 画面に戻ります。
7. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト フィールドに移動し、<Enter> を押します。
8. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト オプションに移動し、スペースバーを使用してコンソールリダイレクト機能を シリアルポート 1 に設定します。 または、起動後に
リダイレクト を有効にすることもできます。
メモ:IPMI 暗号化キーは、ファームウェアとアプリケーションの間で使用する暗号化キーを生成するための公開キーです。
メモ: BIOS 設定の詳細については、システムの『ユーザーズガイド』を参照してください。
メモ:<F2> を押す前にオペレーティングシステムがロードを開始した場合は、システム起動が完了してからシステムを再起動し、もう一度実行します。