Users Guide
LAN を介した SOL プロキシ
BMC 管理ユーティリティの SOL プロキシを使用して LAN でシステムのコンソールにアクセスする場合は、表1-5 に記載した BMC 設定ガイドラインに従う必要があります。
表 1-5 BMC SOL 設定ガイドライン
BMC 設定と管理ツール
リモートアクセス設定ユーティリティの使用
リモートアクセス設定ユーティリティは、システム起動中にアクセスできる基本的な BMC の設定と設定変更の機能を提供します。 リモートアクセス設定ユーティリティは BMC の初回セットアップと設定
のみに使用してください。 詳細設定タスクについては、Deployment Toolkit バージョン 2.1 の SYSCFG.EXE ユーティリティまたは Server Administrator バージョン 2.0 以降を使用する必要がありま
す。
Deployment Toolkit の使用
Deployment Toolkit バージョン 2.1 の SYSCFG.EXE ユーティリティは、システムの BMC を初回導入時にローカルで設定できる強力な Microsoft Windows Preinstallation Environment(PE)と
Linux コマンドラインインタフェースを提供しています。 SYSCFG.EXE ユーティリティを使用すると、サポートされているすべての BMC 機能を設定できます。 また、Deployment Toolkit ユーティリティを
複数の類似システムへのスクリプト導入の一部として使用できます。 SYSCFG.EXE ユーティリティを使用するには、次のタスクを実行する必要があります。
l デルのサポート Web サイト support.dell.com から Deployment Toolkit ISO イメージをダウンロードし、 ユーティリティをハードドライブに保存します。
l SYSCFG.EXE ユーティリティが含まれた Deployment Toolkit ISO イメージを CD に書き込みます。
l SYSCFG.EXE ユーティリティを使用して、管理下システムで BMC を設定します。
SYSCFG.EXE ユーティリティを使用してシステムの BMC の設定と管理を行う方法の詳細については、『Deployment Toolkit バージョン 2.1 ユーザーズガイド』と『コマンドラインインタフェースリファレン
スガイド』を参照してください。
BMC 管理ユーティリティの使用
機能
接続
手段
BMC 設定ツール
基本設定タスク
管理ツール
l テキストユーティリティコンソールリダイレ
クト
l リモート BIOS 設定
l Microsoft テキストコンソールリダイレクト
l Linux テキストコンソールリダイレクト
l リモートシステムで再起動を強制し、コンソ
ールリダイレクトをアクティブ化
l リモートシステムの BMC へのアクセス
LAN
l BIOS(プリオペレーティングシステム環境)
l リモートアクセス設定ユーティリティ(プリオ
ペレーティングシステム環境)
l Deployment Toolkit(プリオペレーティング
システム環境)
l Server Administrator
1. シリアルポート 1 を [BMC NIC] に設定する
メモ:このオプションは Dell PowerEdge x8xx システムの
みで使用可能です。
2. BIOS コンソールリダイレクトを [シリアルポート 1]
に設定する
メモ:このオプションは Dell PowerEdge x8xx システムの
みで使用可能です。
3. コンソールリダイレクトを [COM2 のコンソールリダ
イレクトでオン] に設定する
メモ:このオプションは、 Dell PowerEdge x9xx システム
のみで使用可能です。
4. その他のコンソールリダイレクトパラメータ(ボーレ
ート、エミュレートの種類など)を設定する
5. LAN 経由で管理下システムの IPMI を有効にする
6. 管理下システムで IP アドレス、サブネットマスク、
およびゲートウェイを設定する
7. IPMI 暗号化キー IPMI を設定する(省略可)
メモ:このオプションは、 Dell PowerEdge x9xx システム
のみで使用可能です。
8. VLAN を設定する(省略可)
9. BMC ユーザーを設定する
l SOL プロ
キシ
l IPMI シェ
ル
メモ:リモートアクセス設定ユーティリティは、Dell PowerEdge x8xx システムでは BMC 設定モジュールと呼んでいます。