Users Guide
[日付]
EMSPort
EMSBaudrate
説明:
EMSPort = シリアル通信に使用されるポート。 たとえば COM1 や COM2 などです。
EMSBaudrate = 通信に設定されているボーレート。 Dell™PowerEdge™対応システムでサポートされている最小ボーレートは 19200 です。
SOL プロキシ使用のシリアルコンソールリダイレクト
Linux の起動中にシリアルリダイレクトを設定する方法
"SysRq key" は、デバッグ用の基本的なコマンドをカーネルに直接渡すことのできるキーシーケンスです。 場合によっては、リモート管理システムの再起動にも使用できます。 シリアルコンソールは
SysRq キーとして RS-232 ブレーク関数を使用します。 "break" とは、シリアル回線で伝送がない時間を指します。 Linux を実行しているシステムで "Sysrq" キーを設定するには、次の手順に従ってく
ださい。
/etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。 後のサンプルファイルに、この手順で説明する変更を示します。
1. ファイルの
一般設定
セクションに次の新しい 2 行を追加します。
serial --unit=0 --speed=19200
terminal --timeout=10 serial
2. カーネル行に次の 2 つのオプションを加えます。
kernel ............. console=ttyS0,19200
3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブが含まれている場合は、コメントに変更する必要があります。
このサンプルファイルは 19200 のボーレートを使った例です。次の最大ボーレートは BMC シリアル通信と SOL で使用できます。
l PowerEdge 1425SC および その他の PowerEdge x8xx システムでは 19200
l Dell Remote Access Controller 5(DRAC 5)なしの PowerEdge x9xx システムでは 57600
l DRAC 5 付きの PowerEdge x9xx システムでは 115200
表 D-1. サンプルファイル:/etc/grub.con
grub.conf 編集の追加情報
メモ:以下は Linux GRUB(GRand Unified Bootloader)用の手順です。 別のブートローダーを使用している場合も、これと似た変更が必要になります。
メモ:クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するとき、リダイレクトコンソールを表示しているウィンドウまたはアプリケーションを 25 行 x 80 列に設定して、テキストが正しく表示さ
れるようにしてください。このように設定しないと、文字化けが発生する可能性があります。
#grub.confgeneratedbyanaconda
#
Note that you do not have to rerun grub after making changes to this file
#NOTICE:Youdonothavea/bootpartition.Thismeansthat
#allkernelandinitrdpathsarerelativeto/,e.g.
#root(hd0,0)
#kernel/boot/vmlinuz-version ro root=/dev/sdal
#initrd/boot/initrd-version.img
#boot=/dev/sda
default=0
timeout=10
#splashimage=(hd0,2)/grub/splash.xpm.gz
serial --unit=0 --speed=19200
terminal --timeout=10 serial
title Red Hat Linux Advanced Server (2.4.9-e.3smp)
root(hd0,0)
kernel /boot/vmlinuz-2.4.9-e.3smp ro root=/dev/sda1 hda=ide-scsi console=tty0 console=ttyS0,19200
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3smp.img
title Red Hat Linux Advanced Server-up (2.4.9-e.3
root(hd0,00)
kernel/boot/vmlinuz-2.4.9-e.3 ro root=/dev/sda1 s
initrd/boot/initrd-2.4.9-e.3.im