Users Guide
[18 00 22]<CR>
[1C 00 22 00]<CR-LF>
テキストコマンドの例:
[SYS TMODE]<CR>
[OK TMODE]<CR-LF>
表 B-3. ターミナルモードテキストコマンド
コマンド
スイッチ
説明
SYS PWD
-U USERNAME
<パスワード>
-U はターミナルモードセッションを有効にします。 USERNAME は ASCII テキストの username(ユーザー名) に対応します。 <パスワード> は印
刷可能なパスワード(最大 16 文字)を表します。 <パスワード> が指定されない場合、Null パスワード(すべてバイナリ 0)が送信されます。 パスワード
は大文字と小文字を区別します。
コマンドまたは IPMI メッセージを受け入れる前に、SYS PWD コマンド(またはセッション IPMI メッセージの有効化)を正常に実行する必要がありま
す。
メモ: 複数の不正なパスワードが入力されると、モデム接続は自動的に解除されます。
-N
<パスワード>
-N は Null ユーザー名を、<パスワード> は印刷可能なパスワード(最大 16 文字)を表します。 <パスワード> が指定されない場合、Null パスワード
(すべてバイナリ 0)が送信されます。 パスワードは大文字と小文字を区別します。
コマンドまたは IPMI メッセージを受け入れる前に、SYS PWD コマンド(またはセッション IPMI メッセージの有効化)を正常に実行する必要がありま
す。
メモ: 複数の不正なパスワードが入力されると、モデム接続は自動的に解除されます。
-X
-X は現在アクティブなすべてのセッションをただちにログアウトします。
メモ:-U または -N を含む無効なパスワードを入力するとログインすることができません。
SYS TMODE
ターミナルモードがアクティブであることを確認するノーオペレーション確認として使用されます。 BMC は TMODE の後に OK 応答を返します。
SYS SET BOOT XX
YY ZZ AA BB
次の IPMI コマンドまたは処置でリセットまたは電源オンが起きたときに指定のデバイスに起動するよう指示するブートフラグを設定します。 XX...BB
は、起動オプションパラメータの起動フラグである 5 つの hex-ASCII エンコードバイトを表します。
このコマンドを受け取ると、BMC は自動的に起動オプションに有効なビットを設定し、すべての起動イニシエータ承認データビットを 1b に設定します。
SYS SET
BOOTOPT XX
YY...NN
これは IPMI の システム起動オプションの設定 コマンドのテキストバージョンです。 起動フラグだけでなく、任意の起動オプションパラメータを設定
できます。 XX YY...NN は、システムオプションの設定要求に渡されたデータバイトの hex-ASCII エンコードを表します。
XX — パラメータは有効です。
[7] — 1b = パラメータを無効またはロックされていると指定します。
0b = パラメータを有効またはロック解除されていると指定します。
[6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。
YY...NN — 起動オプションパラメータデータ。
パラメータデータに 0 バイトを渡すと、パラメータの有効なビットを現在のパラメータ設定に影響を与えずに変更することができます。
SYS GET
BOOTOPT XX YY
ZZ
これは、IPMI のシステム起動オプションの取得コマンドのテキストバージョンです。 任意の起動オプションパラメータを取得できます。
XX YY ZZ は、システムオプションの取得要求に渡されたデータバイトの hex-ASCII を表します。
BMC はコマンドから得たデータを hex-ASCII フォーマットで返します。
XX—パラメータセレクタ。
[7]—予約済。
[6:0] — 起動オプションパラメータセレクタ。
YY—設定セレクタ。
[7:0]—特定のパラメータセレクタから特定のブロックまたはパラメータのセットを選択します。
パラメータが設定セレクタを使用していない場合、00h として書き込みます。
ZZ—ブロックセレクタ。
パラメータのセット内の特定のブロックを選択します。
パラメータがブロックセレクタを使用しない場合、00h として書き込みます。
メモ: ブロックセレクタを使う IPMI 指定の起動オプションパラメータはありません。 ただし、このフィールドは他の設定コマンドと整合性を保ち、今後
IPMI 仕様が拡張した場合のプレースホルダとして提供されています。
SYS SET TCFG
ターミナルモード設定バイトを返し、XX と YY は、表B-4に示すデータバイト 1 および 2 の揮発バージョンを hex-ASCII エンコードで表したもので、
AA BB は、不揮発バージョンを hex-ASCII エンコードで表したものです。