Users Guide
目次ページに戻る
管理化システムの設定
DellOpenManage™ベースボード管理コントローラ ユーザーズガイド
BIOS 設定
ベースボード管理コントローラ設定
Deployment Toolkit バージョン1.3 BMCCFG.EXE ユーティリティを使用した BMC の設定
Server Administrator バージョン 2.0 を使用した BMC の設定
BMC 管理ユーティリティを使用する前に、最初に必要なシステム BIOS、ネットワークおよびシリアル接続設定を行って BMC にアクセスできるようにする必要があります。
さらに、BMC 管理ユーティリティ IPMI シリアル機能を使用するには、管理ステーションとターゲット BMC の該当するシリアル I/O ポートとの間にヌルモデムケーブルを使用した正常な接続を確立し
ておく必要があります。
このセクションは、BMC 管理ユーティリティを使用して BMC へのアクセスと管理を行うために必要な準備について、その基本的手順を説明します。 説明内容は次のとおりです。
l BIOS 設定
l ベースボード管理コントローラ設定
l Deployment Toolkit BMCCFG.EXE ユーティリティを使用した BMC の設定
l Server Administrator を使用した BMC の設定
BIOS 設定
ほとんどの設定の場合、BMC 管理ユーティリティを使用する前にシリアルポート設定とコンソールリダイレクトを設定する必要があります。 例えば、シリアルケーブル接続を介して BMC にアクセスする
には、シリアルポート 1 を BMC シリアル に設定する必要があり、シリアルオーバー LAN(SOL)プロキシを使用している場合に共有 LAN を介して BMC にアクセスには シリアルポート 1 を
BMC NIC に設定する必要があります。さらにコンソールリダイレクト機能を使用する場合、コンソールリダイレクト を シリアルポート 1 に設定する必要があります。 必要なシステム BIOS 設定を
行う場合は、システム設定プログラムに入る必要があります。
システム設定プログラムに入る
1. システムをオンにするか再起動します。
2. 次のメッセージが表示されたらただちに <F2> を押します。
<F2> = Setup
システム設定 画面が表示されます。
3. 上矢印または下矢印キーを使用して オンボードデバイス フィールドに移動し、<Enter> を押します。
4. 上矢印または下矢印キーを使用して シリアルポート 1 フィールドに移動し、<Enter> を押します。
5. スペースバーを使用してシリアルポートオプションを選択します。
オプションは COM1、COM3、BMC シリアル、BMC NIC、オフ、および RAC(オプションで RAC がシステムにインストールされている場合)です。
BMC を使用する場合、シリアルポート 1 は COM1 アドレスを使用し、通信はシリアルポートを使用しても内臓共有 NIC を使用しても行うことができます。 RAC 制御では COM1 アドレスだ
けが使用されます。 コンソールリダイレクトがシリアルポート 1 を使用するように設定されている場合、オフ と COM3 は使用できません。
a. シリアルケーブル接続を使用して BMC にアクセスする場合、BMC シリアルを選択します。
b. SOL プロキシを使用していて共有 LAN で BMC にアクセスするには、BMC NIC を選択します。
6. <Enter> を押すと システム設定 画面に戻ります。
7. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト フィールドに移動し、<Enter> を押します。
8. 上矢印または下矢印キーを使用して コンソールリダイレクト オプションに移動し、スペースバーを使用してコンソールリダイレクト機能を シリアルポート 1 に設定します。
メモ: BIOS の設定方法についての詳細は、システムのユーザーズガイドを参照してください。
メモ: <F2> を押す前にオペレーティングシステムがロードを始めてしまった場合は、システム起動が完了するのを待ってからシステムを再起動して再試行します。