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さ
サイト ID
複数のクラスターの metro node における各クラスターの識別子です。デフォルトでは、地理的に分散していないシステムにおいて
ID は 0 です。地理的に分散したシステムでは、1 番目のクラスターの ID が 1、次が 2 というようになっており、各番号が物理的に
分離されたクラスターを特定します。これらの識別子はインストール中に割り当てられます。
す
スプリッター
Dell EMC RecoverPoint の書き込み分割テクノロジーは、GeoSynchrony 5.1 以降で組み込まれています。
た
ダイレクター
中核的な metro node ソフトウェアである metro node OS を実行する CPU モジュールです。各エンジンには 2 つのダイレクター(A
および B)があります。それぞれに専用のリソースがあり、独立して機能できます。
て
ディザスター リカバリー(DR)
エラー後にシステム動作を再開する機能であり、データ ロスを防ぎます。
デタッチ ルール
クラスター間の接続性が消失した場合に、I/O を継続するクラスターを決定する事前定義ルールです。クラスターは、クラスターの
区分化またはクラスターの障害によってピア クラスターに接続できなくなります。
デタッチ ルールは、個別のボリュームとコンシステンシー グループの 2 つのレベルで適用されます。ボリュームがコンシステンシ
ー グループのメンバーである場合、グループのデタッチ ルールは個別のボリュームのルール セットを上書きします。metro node
Witness により、すべてのデタッチ ルールのオーバーライドが行われることがあります(metro node Witness が導入されている場
合)。
デバイス
特定の RAID プロパティの追加先となる 1 つ以上のエクステントの組み合わせです。ローカル デバイスは、1 つのクラスターのみの
ストレージを使用します。metro node Metro と Geo の構成では、分散デバイスが両方のクラスターのストレージを使用します。
ね
ネットワーク接続型ストレージ(NAS)
ネットワークに直接接続されたストレージ エレメントです。
は
バイアス
クラスターに指定された DR1 のバイアスがあると、リモート クラスターへの接続性が消失した場合(クラスターの区分化またはク
ラスターの障害による)にボリュームへの I/O 処理を継続します。特定のボリュームのバイアスは、ボリュームのデタッチ ルール、
コンシステンシー グループのデタッチ ルール(ボリュームがコンシステンシー グループのメンバーの場合)、metro node Witness
(metro node Witness が導入されている場合)により決まります。
バックエンド ポート
ストレージ アレイに接続されている Metro node ダイレクター ポートです(イニシエーターとして機能)。
ふ
ファームウェア
metro node ダイレクターのフラッシュ ROM にロードされ、そこから実行されるソフトウェアです。
用語集 35