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Special Terms
仮想ボリューム
metro node フロント エンド ポートによってホストに提供されるストレージのユニットです。仮想ボリュームは連続したボリューム
のように見えますが、2 つ以上のストレージ ボリュームに分散可能です。
検出されたアレイ
SAN に接続されており、metro node で検出されるアレイです。
障害ドメイン
単一障害点を共有するコンポーネント セットです。metro node には、高可用性システムのコンポーネントはすべて分離されている
という考えがあるため、1 個のドメインで障害が起きた場合も、そこに接続された他のドメインの障害にはつながりません。
転送サイズ
データ移行のために使用されるキャッシュの領域のサイズです。この領域は、グローバルにロックされ、ソースでは読み取り、ター
ゲットでは書き込みの対象になります。転送サイズの最小は 4 万、最大は 1 億 2,800 万であり、4,000 の倍数である必要がありま
す。デフォルト値は 128,000 です。
転送サイズを大きくすると、移行のパフォーマンスは向上しますが、フロントエンド I/O に悪影響を与える可能性があります。こ
れは、metro node Metro を移行する場合に特に当てはまります。データ保護または移行パフォーマンスが優先される場合には、大
きい転送サイズを移行に設定します。
転送サイズを小さくすると、移行のパフォーマンスは低下しますが、フロントエンド I/O およびホストのレスポンス タイムに与え
る影響が小さくなります。フロントエンド ストレージのレスポンス タイムが優先される場合には、小さい転送サイズを移行に設定
します。
登録済みアレイ
metro node で登録されたアレイです。サービス ベースのプロビジョニングでアレイを使用できるようにするには、登録が必要で
す。登録では、アレイのインテリジェント機能に接続し、その認識を作成します。VMAX および VNX アレイのみ登録できます。
分散デバイス
RAID 1 デバイスのうち、ミラーが異なる metro node クラスターにあるデバイスです。
A
AccessAnywhere
離れた場所にあるクラスター間の情報へのアクセスを可能にする metro node クラスターの革新的なテクノロジーです。
D
DR1(分散 RAID1 デバイス)
metro node Metro 構成の両方のクラスターに物理ボリュームがある分散デバイスです。AccessAnywhere を使用した同時のアクテ
ィブ/アクティブと読み取り/書き込みアクセスに対応します。
E
Ethernet
LAN(ローカル エリア ネットワーク)のプロトコルです。Ethernet はバス トポロジーを使用しており、すべてのデバイスが中心ケ
ーブルに接続されています。また、1 秒あたり 10 メガビットから 10 ギガビットまでのデータ転送速度をサポートします。たとえば、
100 Base-T は、100 MB/秒のデータ転送速度をサポートします。
用語集
用語集 33