Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム metroノード アプライアンス管理者ガイド
- 目次
- はじめに
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- Cluster Witness
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
注意事項
問題を報告しているポートの数とダイレクターの数を記録してください。例えば、ポートの半数が問題を報告している場合は、フ
ァブリック全体のイベントを示している可能性があります。一方でエラーを報告しているポートが 1 個だけの場合は、その問題は
特定の I-T Nexus に関係しています。
スクリプトは、5 分経過したら(E メール サーバーをあふれさせないように)E メールを抑制するよう設計されています。この時
点では、1 時間に 1 回だけ報告が行われます。管理サーバーに接続するファームウェアには、E メールの送信が抑制された分を含む
すべてのレポートが含まれています。
ログ:ログ ファイル port-stats-monitor.log は、/var/log/VPlex/cli/ directory 内の管理サーバーにあります。こ
のログ ファイルは raw データを収集しています。grep コマンド[grep "back-end\|front-end\|wan-com" /var/log/
VPlex/cli/port-stats-monitor.log]で、port-stats-monitor.log ファイルに報告されているエラーに関連したサマリ
ーを生成できます。
Example:
grep "back-end\|front-end\|wan-com" /var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log
/var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log.9:director-1-1-B B1-FC02 (back-end) invalid-
transmission-word has increased by 2956
/var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log.9:director-1-1-B B1-FC02 (back-end) loss-of-sync
has increased by 443
/var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log.9:director-1-1-B B1-FC02 (back-end) invalid-
transmission-word has increased by 3494
/var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log.9:director-1-1-B B1-FC02 (back-end) loss-of-sync
has increased by 528
/var/log/VPlex/cli/port-stats-monitor.log.9:director-1-1-B B1-FC02 (back-end) invalid-
transmission-word has increased by 5996
統計情報
メトロ ノードは、次の 3 種類の統計情報を収集して報告します。
●
カウンター
:単調に増加する値(車の速度計に類似)
○ カウンターは、バイト、処理、エラーを数えるために使用されます。
○ 数/秒または KB/秒などのレートでの報告が大半です。
● 読
み取り
:即時の値(車の速度計に類似)
○ 読み取りは、CPU の利用率、メモリーの使用率を表示するために使用されます。
○ 値で、すべてのサンプルを変更できます。
●
期間平均
:最後のサンプル期間に計算された一連の平均。注:
○ current_reading_sum は、特定の統計情報の読み取りすべての合計です(モニター作成以降)。
○ previous_reading_sum は、統計情報の読み取りすべての数です(モニター作成以降)。
○ period-average = (current_reading_sum - previous_reading_sum) / (current_reading_count - previous_reading_count)
多くの統計情報では、ターゲットのポートまたはボリュームを指定する必要があります。monitor stat-list コマンドの出力に
より、ターゲットの定義が必要な統計情報と、モニター作成時に必要なターゲットのタイプを特定できます。
図 10. ターゲットのモニタリング
パフォーマンスおよび監視 99