Administrator Guide
Table Of Contents
- Dell EMCストレージ システム metroノード アプライアンス管理者ガイド
- 目次
- はじめに
- CLIワークスペースとユーザー アカウント
- メタ ボリューム
- システム管理
- メトロ ノードにおけるシン サポート
- ストレージのプロビジョニング
- ボリュームの拡張
- データ移行
- WANネットワークの構成
- Cluster Witness
- コンシステンシー グループ
- パフォーマンスおよび監視
- アクティブ-パッシブ ストレージ アレイを使用したメトロ ノード
システム管理
この章では、コールホーム通知の使用方法、イベント ログの場所、VAAI を使用したハードウェア アクセラレーションについて説
明します。
トピック:
• コールホーム通知
• イベント ログの場所
• システム構成ログの場所
• VAAI によるハードウェア アクセラレーション
• XCOPY を使用したコピー オーバーヘッドのオフロード
• メトロ ノード クラスターの名前の変更
• LCD 前面パネルの設定
コールホーム通知
コールホーム通知の概要
コールホーム通知とは、重大な問題が発生した場合に、Dell EMC カスタマー サービスおよび/またはカスタマー サポートの担当者
に自動的に送信されるメッセージです。コールホーム通知により、Dell EMC では関連担当者がプロアクティブに連携し、構成済み
の SRS ゲートウェイを使用して問題を解決できるようになります。
システム イベントには 4 個のレベルがあります。コールホーム通知が送信されるのは、次の 3 個のレベルに関してのみです。
表 3. イベントの重大度とコールホーム通知
重大度 定義 パフォーマンスまたは可用性への影響 オートコール
重大:(1) DU または DL が発生している可能性が高い
か、発生しています。
● システム使用不可。
● パフォーマンスの深刻な低下。
あり
エラー:(2) DU または DL が発生している可能性があり
ます。サービスの介入が必要。
● 限定的なパフォーマンス インパクト。
● 冗長性の喪失。
● DU/DL の中程度のリスク。
あり
警告:(3) サービスの注意が必要です。緊急性はあり
ません。
● パフォーマンス インパクトなし。
● 冗長性の喪失。
● データ ロスや使用不可のリスクはなし。
あり
情報:(4) 情報イベントです。何のアクションを取る
必要もありません。
なし。 なし
すべてのイベントのリストについては、SolVe Desktop のトラブルシューティング手順を参照してください。
多くのメンテナンス アクティビティー(ハードウェアの交換など)は、大量のコールホーム イベントを生成します。こういった
手順の多くには、作業中のコールホーム通知を一時的に無効にするための手順も含まれています。
コールホームの変更
通常、SupportAssist はシステムのセットアップ中に構成されます。
コールホームを構成するには、vplex_system_config -i --supportassist-config を使用します。
このコマンドは、必要な情報の入力を求めるインタビュー スクリプトを実行します。コールホーム通知が構成されていない場合
は、構成されていないサービスを構成するための質問が表示されます。
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