Users Guide
ユニット監視のカスタマイズ
次の上書き機能を使って、Dell MD Storage Array Management Pack ユニット監視のパラメータをカスタマイズできます。
• 有効 — 監視を有効化または無効化することができます。上書き設定 は 正 または 誤 に設定できます。デフォルト設定は 正 です。
• 間隔秒数 — 管理パックがコンポーネントの正常性をチェックするために Dell PowerVault MD Storage Array デバイスをポーリングする頻度
(秒数)です。監視のデフォルト設定は 3600~4300 秒の範囲内です。
ユニット監視に対する上書きパラメータの指定
ユニット監視に対して上書きパラメータを指定するには、次の手順を実行します。
1. OpsMgr コンソールで、オーサリング をクリックします。
2. オーサリング ペインで、管理パックオブジェクト → 監視 と選択します。
メモ: このユニット監視を見つけるためのスコープを変更する必要がある場合があります。
3. 上書きするコンポーネントユニット監視を右クリックし、上書き → 監視の上書き を選択します。
4. 上書きする該当監視パラメータをチェックし、その 上書き値 を設定します。
5. 新しい管理パック上で上書き設定を保存します。
6. 適用 をクリックします。
Dell PowerVault Modular Disk Storage Manager からの Dell MD Storage
Array IP アドレスの抽出
Dell_MDStorageArray_ExtractMDListFromMDSM.vbs は、Dell MD Storage Array Management Pack Suite に収録された VB スクリプト
です。このスクリプトは
Dell PowerVault Modular Disk Storage Manager(MDSM)によって管理される Dell PowerVault MD Storage Array
の IP アドレスの抽出と保存に役立ち、これらの IP アドレスを OpsMgr で管理することができるようにします。MDSM がインストールされたシステム
のコマンドプロンプトから、管理者としてこのスクリプトを実行します。
IP アドレスが Dell MD Storage Array Management Pack Suite が必要とす
るフォーマットで保存されます。Dell PowerVault MD Storage Array が SCOM Management Server(OpsMgr マシン)で検出および監視され
るようにするには、
IP アドレスを含む保存ファイルを OpsMgr マシンにコピーし、そのファイルの内容を OpsMgr マシンに存在する
dell_MDStorageArray_ip.cfg ファイルに追加します。
メモ: このスクリプトは IP アドレスのリストの取得に smclient.exe(MDSM でインストール済み)を呼び出し、インストールされたフォ
ルダから実行する際に smclient.exe は昇格(管理者として実行)が必要なため、管理者として実行する必要があります。
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