Users Guide
Dell MD Storage Array Management Pack のカスタ
マイズ
次の上書き機能を使って、Dell MD Storage Array Management Pack の検出パラメータをカスタマイズできます。
• 有効 — 有効化または無効化することができます。上書き設定 は 正 または 誤 に設定できます。
• 検出間隔(秒) — Dell MD Storage Array Management Pack がお使いの Dell デバイスのコンポーネントインスタンスと属性を検
出する頻度(秒数)です。この属性のデフォルト値は、パラメータに応じて 86,400 秒または 3,600 秒です。
• IP Config ファイルパス — 異なるファイルまたはフォルダ場所を使用している場合は、このパラメータを上書きします。デフ
ォルトで、IP リストファイルは C:\Program Files\Dell Management Packs\MDStorage Array Mgmt Suite
\5.0\Library にあります。IP リストファイルの設定についての詳細は、『Microsoft System Center Operations Manager および
Microsoft System Center Essentials 向け Dell MD Storage Array Management Pack Suite バージョン 5.0 インストールガイド』の「イ
ンポート前のタスク」を参照してください。インストールガイドは自己解凍型実行ファイル
Dell_MD_StorageArray_Management_Pack_Suite_v5.0_A00.exe に収録されています。この実行ファイルは
dell.com/support/manuals からダウンロードできます。
メモ: 上書きパラメータは、OpsMgr コンソールの オーサリング ペインで指定できます。
オブジェクト検出
オブジェクト検出用の上書きパラメータを指定するには、次の手順を実行します。
1. OpsMgr コンソールで、オーサリング をクリックします。
2. オーサリング ペインで、管理パックオブジェクト > オブジェクト検出 とクリックします。
3. MD Storage Array シード検出 > Dell MD Storage Array シード検出 と選択します。
メモ: この検出を見つけるためのスコープを変更する必要がある場合があります。
4. 上書きするオブジェクト検出を右クリックし、上書き > オブジェクト検出の上書き を選択します。
5. 上書きしたい該当検出パラメータをチェックし、その 上書き値 を設定します。
6. 新しい管理パックで上書き設定を保存します。
7. 適用 をクリックします。
8. 検出間隔を上書きするには、これと同様に Dell MD Storage Array シード検出グループ オブジェクトで Dell MD Storage Array
検出 を選択し、手順 4~7 を繰り返してください。
ユニット監視
次の表では、各種ユニット監視と、Dell PowerVault MD Storage Array の該当パラメータの情報を示します。
コンポーネント ユニット監視名 説明 時間間隔
MD Storage Array 状況情報 Dell MD Array デバイス状態
(定期)
すべての MD Storage Array 用
のユニット監視:ストレージア
レイのグローバル正常性状態を
追跡します。
4300 秒(72 分)
Dell MD Array バッテリ Dell MD Array デバイス状態
(定期)
MD Storage Array バッテリ用
のユニット監視:ストレージア
レイバッテリユニットの正常
性を示します。
3600 秒(60 分)
Dell MD Array シャーシ 監視対象外 なし。 なし
Dell MD Array ファン Dell MD Array ファン状態(定
期)
MD Storage Array ファン用の
ユニット監視:ストレージアレ
イファンの正常性を示します。
3600 秒(60 分)
Dell MD Array ネットワークイ
ンタフェース
監視対象外 なし。 なし
12 Dell MD Storage Array Management Pack Suite の使用