Users Guide
メモ: 第 9 および第 10 世代のサーバーにおいては、BIOS/BMC/DRAC ファームウェアバージョンは vCenter
のクラスタビューレベル、または個別ホストビューの概要ページでのみ表示することができます。ファ
ームウェアバージョン情報は、ファームウェア下の個別ホストビューでアクティブになっておらず、そ
のページはグレーアウト表示されます。リモートファームウェアアップデートは利用できません。
2010 年 10 月 14 日以降のファームウェアバージョン
2010 年 10 月 14 日以降にアップデートされたファームウェアについては、ファームウェアアップデートウィ
ザードが実行されます。
2009 年 7 月 29 日以降で 10 月 14 日より前のファームウェアバージョン
ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日以降、2010 年 10 月 14 日の前日までにアップデートされている場合、ファ
ームウェアアップデートウィザードはまだ使用できませんが、ファームウェアをアップデートするための
ISO バンドルが付属しています。このアップデート後、最新ファームウェアにならない可能性があります。
バンドルの実行後に再度アップデートを実行することを推奨します。
2009 年 7 月 29 日より古いファームウェアバージョン
ファームウェアが 2009 年 7 月 29 日より古い場合、ISO ファイルをダウンロードして実行し、マシンのアップ
デートを行わなければならない可能性があります。ISO の実行後、ファームウェアアップデートウィザード
を実行することを推奨します。
関連情報
• ファームウェアリポジトリおよび資格情報の設定
• ファームウェアアップデートウィザードの実行
• 古いファームウェアバージョンのアップデート
• クラスタおよびデータセンターのためのファームウェアアップデートウィザードの実行
ファームウェアアップデートウィザードの実行
この機能が使用できるのは、iDRAC Express または Enterprise カードが装備された第 11 および 12 世代の Dell サ
ーバーのみです。お使いのファームウェアが 2010 年 10 月 14 日以降にインストールされた場合、ファームウ
ェアアップデートウィザードを使用してファームウェアバージョンを自動的にアップデートすることができ
ます。
メモ: ブラウザのタイムアウト問題を避けるため、デフォルトタイムアウトを 30 秒に変更します。デフ
ォルトタイムアウト設定の変更についての情報は、『
User’s Guide
』(ユーザーズガイド)の「How Come I
see an Error Message Displayed After Clicking the Firmware Update Link」(ファームウェアアップデートリン
クをクリックした後にエラーメッセージが表示される理由)の項を参照してください。
ファームウェアアップデートウィザードを実行するには、次の手順を行います。
1. vSphere クライアント → Dell Server Management タブ → ホスト情報 で、ファームウェア → ファームウェ
アアップデートの実行 とクリックします。
2. ファイルから単一のファームウェアアップデートをロード オプションを使用するには、次の手順を行い
ます。
a)
次の形式でファイルパスを入力します。
CIFS: \\<ホストがアクセスできる共有パス>\<ファイル名>.exe or NFS: host:/share/
filename.exe
b) NFS がある場合、手順 7 に進んでください。それ以外の場合は ユーザー名 および パスワード を、共
有ドライブにアクセスできるドメイン形式で入力します。
c) 手順 7 に進みます。
このオプションのかわりに リポジトリからアップデート オプションを使用するには、次の手順を行いま
す。
a) リポジトリからアップデート を選択します。
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