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パフォーマンス監視のしきい値
すべてのパフォーマンスカウンタには、デフォルトの警告と重要なしきい値があります。これらのしきい値を超えると、デバイスのロールアップ正常性に影響を及ぼす警告が生成されます。デバイスの正
常性の変化は、GroupHealthView(グループ正常性ビュー)(Dell Management Console のポータルページ)で確認できます。
表 11-5.パフォーマンス監視のしきい値
Logical Disk Free
Space(論理ディスクの
空き領域)
選択した論理ディスクドライブの使用可能な空き領域の合計の割合をパーセントで示します。
Logical Disk IO/Sec
(論理ディスク IO / 秒)
ディスク上の読み取りおよび書き込み操作の比率。
Memory(メモリ)
% Page File Usage
(%ページファイル使用
率)
Memory\\Committed Bytes の Memory\\Commit Limit に対する比率です。コミットされたメモリとは、ディスクへの書き込みが必要になった時のためにページング
ファイルに領域が予約されている物理メモリです。Commit Limit は、ページングファイルのサイズによって決定します。ページングファイルが拡張されると、Commit Limit
が増え、比率は小さくなります。このカウンタには、平均値ではなく現在の割合値だけが表示されます。
Available Memory
(使用可能メモリ)
Memory\\Available Bytes に報告されるバイト数ではなく、システムで実行中のプロセスに使用できる物理メモリのサイズをメガバイト数で示します。ゼロメモリ、空きメ
モリ、およびスタンバイメモリのリストに容量を追加することによって計算されます。空きメモリは使用可能なメモリです。ゼロメモリはゼロで埋められたメモリのページであり、
以前のプロセスに使用されたデータが後続のプロセスで参照されないようにします。スタンバイメモリは、ディスクへのルート上でプロセスのワーキングセット(物理メモリ)か
ら削除されたものの、再呼び出しが可能なメモリです。このカウンタには、平均値ではなく最後に観測された割合値だけが表示されます。
Pages IO/Sec(ペー
ジ IO/ 秒)
ハードページフォールトを解決するためにディスクから読み取られた、またはディスクに書き込まれたページの比率です。このカウンタは、システム全体の遅延を招くフォー
ルトの主要インジケータです。Memory\\Pages Input/ 秒と Memory\\Pages Output/ 秒の合計です。ページ数がカウントされるので、カウントを変換することなく
Memory\\Page Faults/ 秒などのその他のページカウントと比較できます。ファイルシステムキャッシュ内および非キャッシュのマップされたメモリ ファイル内のフォール
トを解決するために取得されたページ(通常、アプリケーションが要求する)が含まれます。
Network(ネットワーク)
Incoming
Bytes/Sec(着信バイ
ト数 / 秒)
フレーム文字を含め、各ネットワークアダプタを介して受信されるバイトの比率。Network Interface\\Bytes Received/ 秒は、Network Interface\\Bytes Total/
秒のサブセットです。
Incoming
Packets/Sec(着信バ
イト数 / 秒)
ネットワークインタフェースで受信されるパケットの比率です。
Outgoing
Bytes/Sec(発信バイ
ト数 / 秒)
フレーム文字を含め、各ネットワークアダプタを介して送信されるバイトの比率。Network Interface\\Bytes Sent/ 秒は、Network Interface\\Bytes Total/ 秒の
サブセットです。
Outgoing
Packets/Sec(発信バ
イト数 / 秒)
ネットワークインタフェースで送信されるパケットの比率です。
Pysical Disk(物理ディスク)
Average Access
Time(平均アクセス時
間)
ディスクの平均転送時間(秒単位)です。
Physical Disk
IO/Sec(物理ディスク
IO / 秒)
ディスク上の読み取りおよび書き込み操作の比率です。
System(システム)
Context
Switches/Sec(コンテ
キストスイッチ / 秒)
コンピュータ上のすべてのプロセッサがあるスレッドから他のスレッドに切り替わる場合の組み合わせの比率です。コンテキストスイッチは、実行中のスレッドが自発的にプロ
セッサを解放したとき、優先度の高い実行可能スレッドによって割り込まれたとき、または、Executive サービスやサブシステムサービスを使用するためにユーザーモードと
特権(カーネル)モードを切り替えるときに発生します。これは、すべてのプロセッサ上で実行中のすべてのスレッドの Thread\\Context Switches/ 秒の合計値で、切り
替えの回数で計測されます。システムオブジェクトとスレッドオブジェクトには、コンテキストスイッチカウンタが存在します。このカウンタには、最新の 2 つサンプルで観測し
た値の差を、サンプル間隔の期間で割った値が表示されます。
Processor Queue
Length(プロセッサキ
ュー長)
プロセッサキュー内のスレッドの数です。ディスクカウンタとは異なり、このカウンタには実行中のスレッドではなく実行可能スレッドのみが表示されます。複数のプロセッサが
搭載されたコンピュータでも、プロセッサ時間のキューは 1 つです。したがって、コンピュータに複数のプロセッサが存在する場合は、この値を、負荷を処理しているプロセッ
サの数で割る必要があります。負荷に応じて、1 つの持続されているプロセッサキューに対してスレッドが 10 未満であれば通常許容されます。
メモ: これらの定義は、Windows のパフォーマンス監視カウンタ用であり、Linux 用の定義は若干異なる場合があります。
メトリクス(合計カウント(単純+複合))
単位
警告しきい値
重要なしきい値
範囲
CPU
%Kernel Utilization Time(%カーネル使用時間)
%
70
80
0~100
%プロセッサ使用時間
%
70
80
0~100
%User Utilization Time(%ユーザー使用時間)
%
70
80
0~100
論理ディスク
メモ: これらのカウンタは、サポートされている Linux オペレーティングシステムを実行しているサーバーでは使用できません。
Logical Disk Free Space(論理ディスクの空き領域)
%
20
10
0~100
Logical Disk IO/Sec(論理ディスク IO / 秒)
/ 秒
5
10
限定なし
メモリ
% Page File Usage(%ページファイル使用率)
%
90
95
0~100










