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管理対象システム上で Server Administrator コマンドを実行するためのコマンド ライン ビルダー タスクの作成
コマンド ライン ビルダー タスクとは、Remote Server Administrator タスク、IPMI タスク、または Remote Access Controllerタスクなどの定義済みのタスクのことです。このタスクでは、定義
済みのパラメータまたはコマンドのセットを使用して、1 つまたは複数の管理対象システムに対し、実行可能ファイルを実行できます。
コマンド ライン ビルダー タスクを作成して、管理対象システム グループのシステム シャーシ、オペレーティング システム、ソフトウェア プロファイルおよびハードウェア プロファイルの情報など、システ
ム情報の概要を表示するとします。
1. [管理] → [ジョブとタスク] をクリックして、[タスク管理ポータル] を表示します。
2. [ジョブとタスクの Quick Start] Web パーツで、[新規ジョブまたはタスクの作成] をクリックします。
3. [新規タスクの作成] ページの [Dell タスク] → [その他 ] フォルダで、[ コマンド ライン ビルダー] タスクを選択します。
4. [コマンド ライン タイプ] で、[Remote Server Administrator]、 [omreport] の順に選択します。
[追加] をクリックします。
[システム] を選択し、[追加] をクリックします。
[概要] を選択し、[追加] をクリックします。
または、[コマンド構文] で、omreport system summary と入力します。
5. [高度...] をクリックして、ユーザー資格情報を入力し、出力をキャプチャするログファイルへのパスを指定して [OK] をクリックします。
コマンド ライン ビルダー タスクは、[Dell タスク] フォルダの下に表示されます。
6. システムのグループに対してタスクを実行するには、[新規スケジュール] をクリックします。
7. [新規スケジュールの作成] ページで、[今すぐ] を選択します。
8. [新規スケジュール] ページで、[追加] をクリックし、このタスクを実行するデバイスを追加します。
管理対象システム上で Remote Access Controller コマンドを実行するためのコマンド ライン ビルダー タスクの作
成
管理対象システム上で、Remote Access Controller コマンドを実行するためのコマンド ライン ビルダー タスクを作成するとします。
1. [管理] → [ジョブとタスク] をクリックして、[タスク管理ポータル] を表示します。
2. [ジョブとタスクの Quick Start] Web パーツで、[新規ジョブまたはタスクの作成] をクリックします。
メモ: 変更を反映するには、管理対象システムで SNMP サービスを再起動する必要がある場合があります。
メモ: DellManagement Console でこのデータをフェッチできるように、 Server Administrator を管理対象システム上にインストールする必要があります。
メモ: ドロップ ダウン リストから選択できるパラメータは最大で 4つです。4 つ選択すると、パラメータは動的に表示されなくなります。
メモ: 資格情報を指定しない場合、タスクではシステム ログインの資格情報を使用して、管理対象デバイスとの通信を行います。
メモ: タスクでは、管理ステーションのシステム ログイン資格情報を使用して管理対象デバイスと通信します。したがって、サポートされている Linux オペレーティング システムを実行し
ている管理対象システムの資格情報を指定しない場合、タスクは失敗し、複数の「アクセスが拒否されました」というメッセージが表示されます。
メモ: このタスクを Linux 上で実行している管理対象システムに対して作成している場合は、[タスク オプション] タブを選択してから [SSH ポート番号] を指定し、[Linux 用の信
頼されたキーの生成] を選択する必要があります。
メモ: Dell Management Console でこれらのコマンドを実行できるようにするには、Dell Remote Access Controller が管理対象システム上に存在する必要があります。