Users Guide
検出設定を構成する前に
Dell Management Console を使用して検出を構成する前に、ネットワークに基づき基本的な意思決定を下す必要があります。 特に次のことについて決断する必要があります。
l 検出するシステムのホスト名、IP アドレスまたは IPサブネット範囲。
l デバイスと通信するために必要な資格情報。 たとえば、もし Microsoft®Windows®システムをWMI プロトコルを使用して検出する場合、DellManagementConsole に対する
Windows の資格情報を入力する必要があります。 「資格情報の管理」を参照してください。
l ネットワーク上のシステムとデバイスの管理に必要なシステム管理プロトコル (クイック レファレンス: 表5-1)
プロトコルを管理するには、デバイスがサポートするシステム管理プロトコルに従い、接続プロファイルを作成する必要があります。 詳細については、「接続プロファイル」を参照してください。
接続プロファイルと資格情報の管理
Credential Manager を使用して、様々なプロトコルを介した接続に使用される資格情報などの極秘データを暗号化し保存することができます。
接続プロファイルとは、論理セットとして構成および保存できるプロトコルのセットとこれらの対応する資格情報のことです。 このセットは、定義されているプロトコルの使用の対照として Discovery、
Inventory、および Monitoring Solutions によって使用されます。
Dell Management Console では、デバイスとの通信に接続プロファイルが使用されます。 認証を必要とするデバイスを識別し、これらの資格情報のリストを準備しておく必要があります。 そして、
これらのデバイスの接続プロファイルを作成する必要があります。 たとえば、ネットワーク上の 10 台のサーバーが別々の認証資格情報を持っている場合は、各システム用の接続プロファイルを作成し
なければなりません。
資格情報の管理
Dell|EMC ストレージ デバイスをネットワークに追加し検出するには、Discovery Solution が Dell|EMC デバイスと通信するための資格情報を提供します。
1. Dell Management Console で、[設定]→ [すべての設定] をクリックします。
2. 左側のウィンドウの [設定]→ [監視と警告]→ [資格情報の設定] フォルダの下で、[資格情報管理] を選択します。
3. 右側のウィンドウで [資格情報の 追加] をクリックします。
4. [資格情報の追加] のダイアログ ボックスで、資格情報タイプとして [EMC 資格情報] を選択します。
5. 資格情報の名前 (例: emc-cred) を入力します。
Dell|EMC デバイスのユーザー名とパスワードを入力し、[OK] をクリックします。
新しい資格情報は、[資格情報管理] ページに表示されます。
接続プロファイル
Dell Management Console では、デフォルトの接続プロファイルが提供されています。 このプロファイルでは次のプロトコルが有効になっています。
l HTTP
l ICMP
l SNMP V1 V2
l SNMP トラップ送信者
l WMI
テンプレートとして保存されているデフォルトの接続プロファイルを参照し、ネットワーク デバイスの検出に使用するプロトコルを含む新しい接続プロファイルを作成します。