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WinPE 3.0 を使用したデルの PowerEdge サーバー第 13 世
代へのオペレーティングシステムの導入
WinPE 3.0 では USB3.0 用ドライバを使用できないため、BIOS の config 設定で USB 3.0 Setting(USB 3.0
設定)と Memory Mapped I/O above 4 GB(4 GB 超のメモリマップド I/O)が有効になっていると、OS の
導入に失敗する場合があります。
解決方法: Dell の第 13 世代 PowerEdge servers 上で winPE3.x(32 ビットおよび 64 ビット)を BIOS 起動
モードで起動するには、
USB 3.0 Setting(USB 3.0 設定)と Memory Mapped I/O above 4 GB(4 GB 超の
メモリマップド I/O)を無効にします。
Usb3Setting および MmioAbove4Gb の設定は、System Viewer(システムビューア)でプロファイルを作
成し、それを導入用に使用することによって、
BIOS Config(BIOS 設定)ウィンドウでアップデート / 無効
化することができます。詳細については、『Dell OpenManage Deployment Toolkit Readme』を参照してく
ださい。
問題と解決策
問題 1
問題
:共有ネットワークモードで設定された iDRAC 搭載のターゲットシステムにオペレーティングシステム
を導入中、Windows PE 環境の開始がネットワークドライバで失敗し、タスクシーケンスに達する前にシス
テムが再起動する場合があります。
対応処置
:これは、ネットワークで IP アドレスの割り当てが遅いため発生します。この問題を回避するに
は、ネットワークスイッチで
Spanning Tree(スパニングツリー)と Fast Link(高速リンク)を有効にしま
す。
問題 2
このタスクについて
問題
:システムの Lifecycle Controller が使用中の場合に、そのシステムが検出されません。
対応処置
:システムがコレクションに表示されない場合は、ログファイルに Lifecycle Controller in use. と
いうエラーメッセージがあるか確認します。このエラーメッセージがあれば、次の手順を実行します。
手順
1. システムがパワーオンセルフテスト(POST)の状態でないことを確認します。システムは、電源を投入
してからメディアでオペレーティングシステムを起動するまで POST の状態になります。
2. システムの電源を切り、10 分待ってからコレクションに表示されることを確認します。
問題 3
問題
:ソースおよび宛先フォルダ用のローカルフォルダの場所を指定しない場合に、Lifecycle Controller 起
動メディアの作成 オプションが失敗することがあります。
対応処置
:使用されるソースパスおよび宛先パスがローカルパスであることを確認します(たとえば、C:\ <
フォルダ名
>)。
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