Users Guide
問題と解決策
問題 1
問題
:共有ネットワークモードで設定された iDRAC 搭載のターゲットシステムにオペレーティングシステム
を導入中、Windows PE 環境の開始がネットワークドライバで失敗し、タスクシーケンスに達する前にシス
テムが再起動する場合があります。
対応処置
:これは、ネットワークで IP アドレスの割り当てが遅いため発生します。この問題を回避するに
は、ネットワークスイッチで Spanning Tree(スパニングツリー)と Fast Link(高速リンク)を有効にしま
す。
問題 2
問題
:システムの Lifecycle Controller が使用中の場合に、そのシステムが検出されません。
対応処置
:システムがコレクションに表示されない場合は、ログファイルに Lifecycle Controller in use. と
いうエラーメッセージがあるか確認します。このエラーメッセージがあれば、次の手順を実行します。
1. システムがパワーオンセルフテスト(POST)の状態でないことを確認します。システムは、電源を投入
してからメディアでオペレーティングシステムを起動するまで POST の状態になります。
2. システムの電源を切り、10 分待ってからコレクションに表示されることを確認します。
問題 3
問題
:ソースおよび宛先フォルダ用のローカルフォルダの場所を指定しない場合に、Lifecycle Controller 起
動メディアの作成
オプションが失敗することがあります。
対応処置
:使用されるソースパスおよび宛先パスがローカルパスであることを確認します(たとえば、C:\ <
フォルダ名
>)。
問題 4
問題
:ターゲットシステムの中に、サポートされる iDRAC バージョンより古いバージョンが存在する場合、
オペレーティングシステム導入ワークローの Boot to vFlash(vFlash から起動)オプションが失敗する場合
がある。
対応処置
:ラックとタワーサーバーでは、iDRAC バージョン 1.3 以降のファームウェアが搭載されているこ
とを確認します。ブレードサーバーでは、iDRAC バージョン 2.2 以降であることを確認します。
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