Users Guide

アプライアンスでは、インベントリの更新がファームウェアアップデートジョブ完了直後に実行されるアクティビティです。
ファームウェアアップデートは、PowerEdge サーバーの CSIOR アクティビティがまだ完了していなくても完了するので、
前のファームウェアインベントリ情報が表示されることになります。
回避策として、PowerEdge サーバーで CSIOR アクティビティが完了していることを確認してから、アプライアンスでファー
ムウェアインベントリを更新します。また、エージェントフリーのステージングされたアップデートを適用した後は、サー
バーの再起動も行うようにしてください。インベントリの更新方法の詳細については、ファームウェアインベントリの表示
と更新」を参照してください。
CSIOR の詳細については、dell.com/support/home で入手可能な『Dell Lifecycle Controller GUI User's GuideDell Lifecycle
Controller GUI
ユーザーズガイド)最新バージョンのトラブルシューティングの項を参照してください。
Active Directory へのサーバー追加中の SCVMM エラー 21119
Active Directory にサーバーを追加している間、SCVMM エラー 21119 が表示されます。Error 21119: The physical
computer with <SMBIOS GUID> did not join Active Directory in time. The comptuer was expected
to join Active Directory using the computer name <host.domain>.
回避策として、次の手順を実行します。
1. しばらく待ってから、サーバーが Active Directory に追加されたかを確認します。
2. Active Directory にサーバーが追加されていない場合は、Active Directory にサーバーを手動で追加します。
3. SCVMM にサーバーを追加します。
4. SCVMM にサーバーが追加されたら、DLCI コンソールでサーバーを再検出します。
サーバーは ホスト タブの下に表示されます。
Active Directory 使用時の第 11 世代 PowerEdge ブレードサーバーに
対するハイパーバイザー導入の失敗
Active Directory ユーザー資格情報を使用する時に、 11 世代の PowerEdge ブレードサーバー上でのハイパーバイザ導入に失
敗します。第 11 世代 PowerEdge ブレードサーバーは、Intelligent Platform Management InterfaceIPMI)プロトコルを使用し
て通信します。ただし、Active Directory セットアップからの資格情報の使用に対しては、IPMI 規格がサポートされていませ
ん。
これらのサーバー上でオペレーティングシステムを導入するための回避策として、サポートされている資格情報プロファイ
ルを使用してください。
RAID10 での仮想ディスクの RAID 設定失敗
5 台以上の物理ディスクを使用して、コントローラ H200 用に RAID レベル 10 で仮想ディスクを作成すると、RAID 設定に失
敗します。
5 台以上の物理ディスクを使用した RAID 10 は失敗します。
回避策として、その RAID レベルに必要な最小数の物理ディスクを使用します。
ソフトウェア RAID S130 でのホットスペアの設定に起因する RAID
設定障害
グローバルホットスペアGHS DHS を含む 4 つ以上のホットスペアを RAID に設定しようとすると、ソフトウェア RAID
コントローラ S130 での RAID 設定に失敗します。
回避方法:
プロファイルに適用するホットスペア(DHS および GHS)は 3 つまでにします。
PowerEdge RAID コントローラ(PERC)カードを使用します。
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