Users Guide
この問題を回避するには、スケジュールされたジョブをキャンセルし、サーバーを別のアップデートグループに追加し、そ
のアップデートグループに対してジョブをスケジュールします。
クラスタアップデートグループ上でのファームウェアアップデートの
失敗
クラスタアップデートグループ上でファームウェアアップデートジョブをスケジュールした後、IG に到達不能、クラスタグ
ループが応答しない、進行中のジョブのために CAU でファームウェアアップデートジョブがキャンセルされたなどのさまざ
まな理由でファームウェアアップデートジョブが失敗すると、DUP がダウンロードされ、クラスタグループに属している各
サーバークラスタノードに配置されます。すべての DUP ファイルは Dell という名前のフォルダの下に配置され、メモリを消
費します。
この問題を回避するには、Dell フォルダ内のすべてのファイルを削除してから、ファームウェアアップデートジョブをスケジ
ュールします。
第 11
世代サーバーのファームウェアアップデートの失敗
第 11
世代の Dell PowerEdge サーバーで開始されるファームウェアアップデートジョブは、iDRAC と LC の互換性のないバー
ジョンのために次のエラーが表示されて失敗する場合があります:WSMAN command failed to execute on server
with iDRAC IP <IP address>。
この問題を回避するには、iDRAC および LC を最新バージョンにアップグレードしてから、ファームウェアアップデートジョ
ブを開始します。
システムデフォルトアップデートソースを使用した FTP への接続の
失敗
アプライアンスをセットアップ、設定、またはアップグレードした後、システムによって作成されたアップデートソース Dell
Online
カタログを使用すると、プロキシ資格情報が必要な場合は、FTP サイトへのアクセスに失敗します。
Dell Online カタログ をアップデートソースにとして使用して FTP サイトにアクセスするには、編集してプロキシ資格情報を
追加してください。
ファームウェアアップデート中におけるリポジトリの作成の失敗
ファームウェアアップデート中におけるリポジトリの作成は、ネットワーク問題、不適切な資格情報、到達不能なサーバー
などが原因で失敗する場合があります。
解決策として、ファームウェアアップデート中に、アプライアンスがホストされている場所から FTP サーバーに到達できる
こと、ネットワーク問題が発生していないことを確認し、正しい資格情報を入力してください。
カスタムアップデートグループの削除の失敗
カスタムアップデートグループに属するサーバー上でジョブをスケジュールした後、そのサーバーが SCVMM から削除され、
同期が完了すると、そのサーバーは、カスタムアップデートグループから削除され、適切な事前定義されたグループに移動
します。このようなカスタムアップデートグループは、スケジュールされたジョブと関連付けられているため、削除するこ
とができません。
回避策として、このカスタムアップデートグループを削除するには、スケジュールされているジョブをジョブページから削
除し、その後にカスタムアップデートグループを削除します。
CSV 形式での LC ログのエクスポートの失敗
LC ログを表示しているときに、ログファイルを CSV 形式でダウンロードしようとすると、ダウンロード操作が失敗します。
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