Users Guide

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トラブルシューティング
空のクラスタアップデートグループが自動検出または同期化中に削除
されない
クラスタグループがアプライアンスで検出されると、クラスタアップデートグループが Maintenance Center(メンテナンス
センター
)内に作成され、すべてのサーバーがそのクラスタアップデートグループ内にリストされます。その後、SCVMM
を介してすべてのサーバーをこのクラスタから削除して自動検出する、または SCVMM で同期化する場合でも、その空のク
ラスタアップデートグループはメンテナンスセンターから削除されません。
回避策として、空のサーバーグループを削除するために、サーバーを再検出します。
検出ジョブが送信されない
Backspace キーを押して検出画面上のエラーメッセージを無視すると、後続の検出ジョブがバックエンド処理に送信されませ
ん。
回避策として、現在の検出画面を閉じ、インベントリ ページから検出画面を再起動します。必要な情報を入力した後、新し
い検出ジョブを送信します。
重複した VRTX シャーシグループが作成される
以前別のシャーシに存在したモジュラーサーバーが VRTX シャーシに追加され、検出された場合、そのモジュラーサーバー
は前のシャーシサービスタグ情報を引き続き使用し、アプライアンス内に重複する VRTX シャーシグループを作成します。
これを解決するには、次の手順を実行します。
1. モジュラーサーバーをひとつのシャーシから取り外してから、別のシャーシに追加します。詳細については、Dell
PowerEdge VRTX Enclosure Owner's ManualDell PowerEdge VRTX エンクロージャオーナーズマニュアル)の「Server
modules(サーバーモジュール)の項を参照してください。
2. CMC を設定します。詳細については、dell.com/support /home から入手可能な『Chassis Management Controller Version
2.1 for Dell PowerEdge VRTX User's GuideChassis Management Controller Version 2.1 for Dell PowerEdge VRTX ユーザー
ズガイド
)の「Installing and Setting Up CMCCMC のインストールとセットアップ)を参照してください。
上記のタスクを実行した後で重複したシャーシグループエントリが存在する場合は、回避策として次の手順を実行します。
1. CSIOR を有効にし、新しく追加されたモジュラーサーバー上の iDRAC をリセットします。
2. VRTX シャーシグループ内のすべてのサーバーを手動で削除し、それらのサーバーを再検出します。
IP アドレスが変更された後の別のサーバーの構成プロファイルのエ
クスポート
サーバー上のサーバープロファイルのエクスポートジョブがスケジュールされた後、このサーバーの IP アドレスが別のサー
バーに割り当てられると、アプライアンスは、この新しいサーバーのサーバープロファイルをエクスポートします。
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