Users Guide
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サーバー検出
未割り当ての Dell サーバーの帯域外検出、および Dell サーバーに関する情報のアプライアンスへのインポートを行うことが
できます。
未割り当てサーバーと一緒に Hyper-V ホスト、モジュラー Hyper-V ホストを検出することができます。検出後、それらのサ
ーバーは事前定義された対応するアップデートグループに追加されます。サーバーグループの分類の詳細については、「サー
バー管理」を参照してください。
サーバー検出についてのメモ:
• オペレーティングシステムが導入済みで、SCCM または SCVMM にすでに存在する Dell PowerEdge サーバーを検出した
場合、そのサーバーはホストサーバーとしてリストされ、準拠または非準拠のマークが付けられます。
– アプライアンスと連携するために必要な最低限のバージョンの LC ファームウェア、iDRAC、および BIOS が搭載され
ている場合、そのホストサーバーは準拠になります。
– ホストがモジュラーサーバーの場合、サーバーを含むシャーシのサービスタグも表示されます。
– ホストがクラスタの一部である場合は、クラスタの完全修飾ドメイン名(FQDN)が表示されます。
• SCCM または SCVMM にリストされていない Dell PowerEdge サーバーを検出した場合、そのサーバーは未割り当てサー
バーとしてリストされ、
LC ファームウェア、iDRAC、BIOS のバージョンに基づいて準拠または非準拠としてマークされ
ます。
• 誤った資格情報を入力してしまった場合、iDRAC のバージョンに応じて次の解決策を使用できます。
– iDRAC バージョン 2.10.10.10 以降の第 12 世代の Dell PowerEdge サーバーの検出時、誤った詳細が資格情報プロファイ
ルで提供されている場合、そのサーバーの検出は次の動作により失敗します。
* 初回試行の場合、サーバーの IP アドレスはブロックされません。
* 2 回目の試行、サーバーの IP アドレスが 30 秒間ブロックされます。
* 3 回目以降の試行では、サーバーの IP アドレスが 60 秒間ブロックされます。
IP アドレスのブロックが解除されたら、正しい資格情報プロファイルの詳細情報を使用してサーバー検出を再試行で
きます。
– 2.10.10.10 より前のバージョンの iDRAC を搭載した第 11 世代または第 12 世代の PowerEdge サーバーを検出している
とき、誤った資格情報プロファイルの詳細情報によりサーバー検出の試行が失敗した場合は、正しい資格情報プロフ
ァイルの詳細情報を使用してサーバーを再検出します。
– 2.10.10.10 より前のバージョンの iDRAC では、IP アドレスのブロックは設定可能です。詳細については、Dell.com/
idracmanuals
にある iDRAC のマニュアルを参照してください。要件に基づいて、IP アドレスのブロックを無効にする
こともできます。また、iDRAC.IPBlocking.BlockEnable 機能が iDRAC で有効になっているかどうかを確認することもで
きます。
– サーバーが検出され、アプライアンスに追加された後にデフォルトの iDRAC 資格情報プロファイルが変更された場
合、サーバー上ではアクティビティを実行できません。サーバーを利用するには、新しい資格情報プロファイルを使
用してサーバーを再検出します。
Dell サーバーは次のオプションを使用して検出することもできます。
• サーバーの自動検出。
• IP アドレスに基づいた手動検出。
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