Setup Guide

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トラブルシューティング
SCVMM のアカウント削除
SCVMM は、DLCI-VMM Addin Registration Profile という名前でアプライアンスのアカウントを作成します。このプロファイ
ルが削除されると、そのアプライアンスでの作業ができなくなります。
このアカウントは削除しないことをお勧めしますが、このアカウントが削除された場合は、アプライアンスを再インストー
ルしてください。
アプライアンスと ADK の互換性の問題
互換性のないバージョンの ADK を含むソフトウェアをインストールした後、SCVMM DLCI の既存の機能が失敗すること
があります。
この問題を回避するには、
Dell Lifecycle Controller Integration for Microsoft System Center Virtual Machine Manager Installation
Guide
Microsoft System Center Virtual Machine Manager
Dell Lifecycle Controller Integration
インストールガイド)
に記載
されている前提条件に従って ADK のバージョンをアップグレードします。
アプライアンスと統合ゲートウェイ間の接続喪失
統合ゲートウェイがインストールされているサーバーを再起動すると、アプライアンスと統合ゲートウェイ間における接続
が失われます。これは、ユーザーに対する統合ゲートウェイの実行ポリシーがアクティブになっていないことが原因です。
統合ゲートウェイユーザーアカウントを使用して統合ゲートウェイサーバーにログインし、実行ポリシーをアクティブにし
ます。ただし、ログイン後も、次の手順を完了するまでは接続が回復されません。
PowerShell 実行ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. ローカルシステムの PowerShell 実行ポリシーを RemoteSigned に設定し、統合ゲートウェイサービスアカウント
Unrestricted に設定します。
ポリシー設定の詳細に関しては、次の MSDN 記事を参照してください。
PowerShell 実行ポリシー technet.microsoft.com/en-us/library/hh847748.aspx
PowerShell グループポリシー technet.microsoft.com/library/jj149004
2. 実行ポリシーが設定されたら、統合ゲートウェイを再起動します。
SCVMM DLCI 管理ポータルにアクセスできない
完全修飾ドメイン名 (FQDN) を使用して、管理ポータルにはブラウザを介してアクセスできません。
この問題を回避するには、 DNS サーバーまたは同一ドメイン内の他のシステムからその FQDN を使用してアプライアンスに
対して
ping を実行します。応答が返る場合は、数分待ってから、管理ポータルにアクセスします。 それでも問題が解決しな
い場合は、管理者に問い合わせてください。
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