Users Guide

されます。サーバーは、次の操作の後でデフォルトの未割り当てサーバーアップデートグループに追加され
ます。
ベアメタルサーバーの新規検出または再検出。
同期化または再同期化(SCVMM から削除された後もアプライアンス内に存在している場合)
クラスタアップデートグループ - このグループは、Windows Server フェールオーバークラスタで構成されま
す。モジュラーサーバーがクラスタに属している場合、そのサーバーはクラスタアップデートグループに追
加されます。第 12 世代または第 13 世代の Dell PowerEdge モジュラーサーバーがクラスタに属している場
合は、
Maintenance Center(メンテナンスセンター)ページのインベントリに CMC 情報も追加されます。
サーバーが属しているクラスタアップデートグループを調べるには、アプライアンスにリストされているす
べてのサーバーのホスト名とクラスタ FQDN が表示される デバイスインベントリ ページを参照します。
ホストアップデートグループ - このグループはホストサーバーで構成され、アップデートが 1 回のセッショ
ンで適用されます。つまり、
1 回のセッションでグループ内のすべてのサーバーが一度にアップデートされ
ます。
デフォルトのホストアップデートグループ - このグループは、検出されたホストのうち、他のどのアップデ
ートグループにも属していないすべてのホストで構成されます。このグループは、ホストアップデートグル
ープに分類されます。
シャーシアップデートグループ - シャーシに属していて、どのクラスタグループにも属さないモジュラーサ
ーバーは、シャーシアップデートグループとして分類されます。第
12 世代、または第 13 世代の Dell
PowerEdge サーバーは、それらの CMC 情報と共に検出されます。デフォルトで、グループは Chassis-
Service-tag-of-Chassis-Group の命名形式で作成されます(たとえば、Chassis-GJDC4BS-Group です)
モジュラーサーバーがクラスタアップデートグループから削除されると、サーバーはその CMC 情報と共に
シャーシアップデートグループに追加されます。対応するシャーシアップデートグループにモジュラーサー
バーが
1 つも存在しない場合でも、シャーシ内のすべてのモジュラーサーバーはクラスタアップデートグル
ープ内にあるため、シャーシアップデートグループは存続しても、表示されるのは CMC 情報のみです。
カスタムアップデートグループ
カスタムアップデートグループを作成、修正、および削除できます。ただし、カスタムアップデートグルー
プには、デフォルトの未割り当てアップデートグループデフォルトのホストアップデートグループからの
みサーバーを追加できます。カスタムアップデートグループにサーバーを追加した後、そのサーバーは事前
定義されたアップデートグループから削除されます。このサーバーはカスタムアップデートグループ内での
み使用可能です。カスタムアップデートグループにサーバーを追加するには、サービスタグを使用してサー
バーを検索します。
アップデート方法
選択したアップデートを、それに対応している選択したサーバーグループに適用できます。
サーバーグループ上では次のアップデートを実行できます。
エージェントフリーのステージングされたアップデート - これは、ファームウェアアップデートのス
テージングです。すぐに適用可能で再起動を必要としないファームウェアアップデートはただちに
適用されます。システムの再起動を必要とする残りのアップデートは、サーバーの再起動時に適用さ
れます。アップデートは、iDRAC を使用して、スケジュールされた時刻にバッチで実行されます。バ
ッチサイズは、アップデートが行われるときに決定されます。アプライアンスは、iDRAC からアップ
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