Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration バージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2009 - 2016 Dell Inc. 無断転載を禁じます。この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国および国際知 的財産法で保護されています。Dell™、およびデルのロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商 標です。本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2016 - 03 Rev.
目次 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について........................................................... 4 2 SC2012 VMM 用 DLCI のコンポーネント........................................................... 5 ユーザー — 役割と特権..........................................................................................................................5 アプライアンスで使用されるポート.....................................................................................................
Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)では、ハードウェアの設定を可能にし、ファームウェアアップデート、および Dell サー バーへの Hyper-V 導入のプロセスを簡素化および改善するためのソリューションを提供します。また、サー バーイメージが破損した場合、サーバープロファイルをエクスポートして、類似のサーバーグループの同一 サーバープロファイルをインポートできます。このプラグインでは、Dell Remote Access Controller (iDRAC)with Lifecycle Controller のリモート導入機能を使用してシームレスなユーザー体験を実現し、 Microsoft System Center コンソー
SC2012 VMM 用 DLCI のコンポーネント 2 SC2012 VMM 用 DLCI のコンポーネントは次のとおりです。 • System Center Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration (DLCI)。これはアプライアンスとも呼ばれており、次の機能があります。 – CentOS をベースとした仮想マシンとして Hyper-V 上でホストされます。 – Web Services-Management(WSMAN)を使用して iDRAC 経由で Dell サーバーと対話します。 – 管理ポータル経由でのアプライアンスの管理を可能にします。 – すべてのジョブ、全ユーザーからのアクティビティログ、およびライセンス情報の表示を可能にしま す。 • 統合ゲートウェイ(IG)とも呼ばれる SC2012 VMM の DLCI 統合ゲートウェイは、Windows Server にイ ンストールされた一連のウェブサーバーで、アプライアンスのために SC2012 VMM PowerShell コマ
表 1.
詳細 プロトコル デフォルトポート ポート設定の変更箇所 HTTPS サーバー HTTPS 443 設定不可能 PostgreSQL Postgres 5432 設定不可能 統合ゲートウェイ HTTPS 8455 統合ゲートウェイのイン ストール中に設定可能。 自動検出 HTTPS 4433 設定不可能 HTTPS iDRAC — これらのポー トは、i DRAC が統合ゲ ートウェイによって作成 された CIFS 共有にアク セスできるように有効化 されています。 135 から 139、および 445 設定不可能 7
3 アプライアンスのインストール アプライアンスをインストールするには、次の手順を実行します。 1. システム要件をチェックして確認します。詳細に関しては「管理システムのシステム要件」を参照して ください。 2. アプライアンスをダウンロードします。詳細に関しては「アプライアンスのダウンロード」を参照して ください。 3. アプライアンスをセットアップします。詳細に関しては「アプライアンスのセットアップ」を参照して ください。 管理システムのシステム要件 管理システムとは、アプライアンスとそのコンポーネントがインストールされているシステムです。 • アプライアンスの要件: – Windows Server 2012 R2 または Windows Server 2012 がインストールされており、Hyper-V 役割が 有効になっている。 • 統合ゲートウェイの要件: – Windows Server 2012 R2 または Windows Server 2012 がインストールされている。 – Microsoft .NET バージョン 3.
* * SC2012 VMM R2 コンソール固有のシステム要件: • SC2012 VMM SP1 から SC2012 VMM R2 にアップグレードしている場合は、Windows PowerShell 4.0 へのアップグレードが必要です。 • Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)8.1 がインストールされている。 SC2012 VMM SP1 コンソール固有のシステム要件: • SC2012 VMM SP1 アップデートロールアップ 5 以降にアップデートしている場合は、以下の点 を考慮してください。SC2012 VMM コンソールへのアドインのインポート時にコンソールが クラッシュする場合があります。この問題についての情報と解決方法については、サポート技 術情報、support.microsoft.com/kb/2785682 の問題 5 を参照してください。このアップデー トは、インストールされているアップデートロールアップのバージョンに関わらず、実行する ようにしてください。 • Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)8.
• 統合ゲートウェイの完全修飾ドメイン名およびユーザーの資格情報。 • 設定ファイルを保管する共有ネットワークの場所。 アプライアンスをセットアップするには、次の手順を実行します。 1. Windows Server の Hyper-V マネージャ で、Hyper-V マネージャ メニューから操作 → 新規 → 仮想マ シンを選択します。 2. 開始する前に で 次へ をクリックします。 3. 名前と場所の指定 で、仮想マシンの名前を指定します。仮想マシンを別の場所に保存するには、仮想マ シンを別の場所に格納する を選択し、参照 をクリックして、新しい場所をスキャンします。 4. 世代の指定 で、第 1 世代 を選択してから、次へ をクリックします。 5. メモリの割り当て で、必要なメモリを割り当てます。最小 4096 MB が必要です。 6. ネットワークの構成 の 接続 で、使用するネットワークを選択し、次へ をクリックします。 7. 仮想ハード ディスクの接続 で 既存の仮想ハード ディスクを使用する を選択し、アプライアンス .
管理ポータルにログインすることにより、コンポーネントの統合ゲートウェイとコンソールアドインを ダウンロードできます。 メモ: 初めて管理者ポータルにアクセスしている場合、管理者ポータルにログインするときに Setup and Configuration(セットアップと設定)ウィザードが表示されます。 16. Setup and Configuration(セットアップと設定)の Welcome(ようこそ)で、Next(次へ)をクリッ クします。 17. Download and Install(ダウンロードとインストール)で次の操作を行い、Next(次へ)をクリックし ます。 a. DLCI Integration Gateway for SC2012 VMM Installation(SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェイ のインストール)で Download Installer(インストーラのダウンロード)をクリックし、インスト ーラを保存場所に保存します。 b.
i. Install the Program(プログラムインストールの準備完了) で、Next(次へ)をクリックします。 統合ゲートウェイのインストール中、次の共有ディレクトリが作成されます。 j. • DLCI Protection Vault • DTK • DOWNLOADS • INVENTORY • ISO • LCDRIVER • Log • OMSA • WIM インストールが完了したら、Finish(終了)をクリックします。 18. DLCI 管理ポータルに戻り、Setup and Configuration(セットアップと設定)の Server Details(サー バー詳細)の下に次の情報を入力してして、Next(次へ)をクリックします。 a.
SC2012 VMM 管理者ユーザーの資格情報を変更するには、ユーザーが Active Directory 内でパスワードを変 更済みであることが前提条件となります。 統合ゲートウェイを変更するには、次の手順を実行します。 1. DLCI Integration Gateway for SC2012 VMM(SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェイ)インストーラ を実行します。 2. Program Maintenance(プログラムメンテナンスで Modify(変更)を選択してから、Next(次へ)を クリックします。 3. パスワードを変更 して、Next(次へ)をクリックします。 4. Modify the program(プログラムの変更)ダイアログボックスで Install(インストール)をクリックし ます。 5. 変更タスクが完了したら Finish(終了)をクリックします。 統合ゲートウェイの修復 統合ゲートウェイを修復するには、次の手順を実行します。 1.
SC2012 VMM 用 DLCI のアップグレード 4 SC2012 用 DLCI のインストールおよびセットアップ後、SC2012 用 DLCI のサービスパックアップデートが 使用可能である場合、この機能を使用してサービスパックアップデートをインストールすることができます。 メモ: オンライン FTP アカウントを使用する場合は、デフォルトアップデートソースのプロキシ詳細を 編集して追加し、保存します。 Service Pack のアップデートについて SC2012 VMM 用 DLCI がリリースされた後、既存のアプライアンスへのアップグレードまたは拡張機能とし て使用可能な、重要な欠陥の修正または機能の追加を共有する必要があります。 • Service Pack ファイルは、任意の HTTP サーバーに配置して、Service Pack のファイルを使用してアップ デートを行なうことができます。 • これらの Service Pack を段階的に適用することができます。ただし、一度適用した後に元に戻すことは できません。 • この Service Pack は累積的です。つまり、最新
Service Pack アップデートの前提条件 アップグレードを開始する前に、次の前提条件を完了します。 1. 実行中のジョブがないことを確認します。実行中のジョブがある場合、ジョブが完了するまで待ちま す。 2. SC2012 VMM 用 DLCI 仮想マシンをバックアップします。詳細に関しては、Microsoft のマニュアルを 参照してください。 Service Pack アップデートのリポジトリへのコピー ダウンロードした Service Pack を配置するには、リポジトリが必要です。 リポジトリを準備するには、次の手順を実行します。 1. サービスパックファイルを直接 HTTP サーバーに配置します。 2. ダウンロードした Service Pack をダブルクリックして、指定した場所にファイルを解凍します。 3. HTTP サイトに解凍されたファイルをコピーします。 リポジトリ URL 情報の入力 URL 情報を入力するには、次の手順を実行します。 1.
Service Pack のアップデートを確認するには、次の手順を実行します。 1. 管理ポータルの About(バージョン情報)で、Service Pack アップデートバージョンの詳細を表示しま す。 2. 詳細については、管理ポータルで、Settings(設定) → Logs(ログ)を選択します。 3. upgradelogs ディレクトリで Service Pack のアップグレードのログファイルを表示またはダウンロー ドするには、 ディレクトリ(例えば、1.2.0.207 ディレクトリ)を選択 して表示するか、Service Pack アップグレードのログファイルをダウンロードします。 4. Service Pack のアップデートに失敗した場合は、dell.com/support にお問い合わせください。 Service Pack のアップデートが完了したら、統合ゲートウェイをバージョン 1.
事後条件:このバージョンの SC2012 VMM 用 DLCI にアップグレードした後、新しい機能を使用するために 以前のバージョンで使用されていたサーバーを再検出してください。 17
5 アプライアンスのアンインストール アプライアンスをアンインストールするには、次の手順を実行します。 1. 統合ゲートウェイを削除します。詳細については、「統合ゲートウェイの削除」を参照してください。 2. コンソールアドインを削除します。詳細については、「コンソールアドインの削除」を参照してくださ い。 3. アプライアンスを削除します。詳細については、「アプライアンスの削除」を参照してください。 4.
アプライアンスの削除 アプライアンスを削除するには、次の手順を実行します。 1. Windows サーバー の Hyper-V マネージャー でアプライアンスファイルを右クリックし、オフにする をクリックします。 2. アプライアンスファイルを右クリックし、オフにする をクリックします。 その他のアンインストール手順 これには、アプライアンス固有の RunAsAccounts の削除、および DLCI アプリケーションプロファイルの 削除 が含まれます。 アプライアンス固有の RunAsAccounts の削除 アプライアンス固有の RunAsAccounts を SC2012 VMM コンソールから削除するには、次の手順を実行しま す。 1. SC 2012 VMM コンソールで Settings(設定)をクリックします。 2. RunAsAccounts をクリックします。 3.
6 デルサポートサイトからの文書へのアクセ ス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 – すべての Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals – OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals – リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals – OpenManage Connection エンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement – Serviceability Tool マニュアル — Dell.com/ServiceabilityTools – OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアル — Dell.com/ DellClientCommandSuiteManuals • Dell サポートサイトから、 a. Dell.