Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration バージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2009 - 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国およ び国際知的財産法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 08 Rev.
目次 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について........................................................... 6 新機能.....................................................................................................................................................6 既存機能................................................................................................................................................. 7 2 DLCI コンソールアドインのインストールとセットアップ ..........
同期化エラーの解決.............................................................................................................................23 iDRAC コンソールの起動.................................................................................................................... 24 7 アプライアンスのライセンス ............................................................................ 25 8 アップデート管理................................................................................................ 26 アップデートソース.........................
11 アプライアンスでの情報の表示....................................................................... 42 ジョブステータスの表示..................................................................................................................... 42 管理対象ジョブの表示................................................................................................................... 42 アクティビティログの表示..................................................................................................................42 アプライアンスログの表示..................
Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)は、ハードウェアの設定を可能にし、ファームウェアアップデートプロセスをシンプル 化かつ改善するためのソリューション、およびデルサーバーでハイパーバイザーを導入するためのソリュー ションを提供します。このプラグインは、Dell Remote Access Controller(iDRAC)with Lifecycle Controller (LC)のリモート導入機能を使用してシームレスなユーザー体験を実現し、仮想環境を管理するために Microsoft System Center コンソール経由でデルの付加価値を活用することができます。 Microsoft System Center Virtua
* アップデートの適用 - ファームウェアアップデートをただちに適用、またはアップデートをスケ ジュールします。 * 特定のアップデートの適用 - 特定のコンポーネントアップデートのみを適用、または Dell FTP で 使用可能な最新のアップデートを適用します。 * オペレーティングシステム導入前のアップデートの適用 - オペレーティングシステムの導入前 に、選択したアップデートソースを使用してファームウェアアップデートを適用します。 – 次に対する最新のファームウェアバージョンについてサーバーをリモートでアップデートします(1 対 1 または 1 対多)。 * 基本入出力システム(BIOS) * ネットワークインタフェースコントローラ(NIC)または LAN on Motherboard(LOM) * 第 12 世代 PowerEdge サーバー以降からの電源装置ユニット(PSU) * PowerEdge RAID コントローラ(PERC)またはシリアルアタッチド SCSI(SAS) * バックプレーン * iDRAC with LC(モジュラーおよびモノリシック) メモ
• ゴールデン設定とも呼ばれる理想的なサーバー設定の準備 - 仮想環境に導入されるサーバーにこの設定 を複製します。さらに、次の操作も実行できます。 – 起動順序と BIOS に対するゴールデン設定を編集および変更します。 – Redundant Array of Independent Disks(RAID)の専用ホットスペア(DHS)戦略をカスタマイズし ます。 • プロファイルとテンプレートを作成および維持します。 • Microsoft Windows プレインストール環境(WinPE)のカスタマイズ — 最新の Dell OpenManage Deployment Toolkit(DTK)ドライバで、カスタマズされた WinPE イメージを準備します。 • 工場から出荷された最新ドライバパック同梱の最新サーバーにおいて、LC ドライバインジェクション機 能を活用します。 LC のドライバインジェクション機能を使用した、または使用しないハイパーバイザーの導入 - アプライ アンスから、ゴールデン設定に基づいたハイパーバイザーの導入を行います。 • DLCI コンソールから iDRAC
2 DLCI コンソールアドインのインストールと セットアップ SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドインのインストールおよびセットアップには、次の作業が含まれま す。 • システム要件を確認および完了し、SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドイン をインストールします。 詳細については、「DLCI コンソールアドインのインストール」を参照してください。 • DLCI コンソールを VMM コンソールにインポートします。詳細については、 「VMM コンソールへの DLCI コンソールのインポート」を参照してください。 • VMM コンソールで DLCI コンソールを表示します。詳細については、「DLCI コンソールの表示」を参照 してください。 • DLCI コンソールをアンインストールします。詳細については、「DLCI コンソールのアンインストール」 を参照してください。 DLCI コンソールアドインのインストール アプライアンスでの作業を開始する前に、SC2012 VMM コンソールがインストールされているシステムに DLCI コンソールをインストールする必要があ
8. InstallShield Wizard Completed(InstallShield ウィザードを完了しました)ページが表示されたら、 Finish(終了)をクリックします。 DLCI コンソールアドインの削除または修復 DLCI コンソールアドインを削除または修復するには、次の手順を実行してください。 1. SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドイン インストーラを実行します。 2. Program Maintenance(プログラムメンテナンス)で、Remove(削除)または Repair(修復)を選択 して Next(次へ)をクリックします。 3. プログラムの修復または削除の準備完了 で、インストール をクリックします。 4.
3 はじめに 管理システムは、アプライアンスとも呼ばれる SC2012 VMM 用 DLCI とそのコンポーネントがインストール されているシステムです。アプライアンスのコンポーネントは次のとおりです。 • SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェイと呼ばれる、Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)統合ゲートウェイ。 • SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドインと呼ばれる、Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)コンソールアドイン。 DLCI 管理ポータル - SC2012 VMM へのログイン DLCI 管理ポータル - SC2012 VMM にログインするには、次の手順を実行します。 1.
図 1. DLCI 管理ポータル - SC2012 VMM 1. 2. 見出しバナーには、製品名および次のオプションが表示されます。 • Admin(管理) - SC2012 VMM 用 DLCI - 管理ポータルにログインしているユーザーの情報が表示 されます。 • Logout(ログアウト) - SC2012 VMM 用 DLCI 管理ポータルからログアウトできます。 • About(バージョン情報) - SC2012 VMM 用 DLCI のバージョン情報が表示されます。 • ヘルプ — 状況依存オンラインヘルプを起動します。 ナビゲーションペインには、次のオプションが含まれています。各オプションの詳細については、オン ラインヘルプを参照してください。 • 登録 • アプライアンス詳細 • ユーザー管理 • ジョブ • Downloads(ダウンロード) • ライセンスセンター • アクティビティログ • 設定 – サービスパックアップデート – ログ 3.
SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドインへのログイン SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドインにログインするには、次の手順を実行します。 1. SC2012 VMM で、ファブリック を選択し、すべてのホスト を選択します。 2.
図 2. SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドイン 1. 2. 見出しバナーには、製品名および次のオプションが表示されます。 • \adminstrator - SC2012 VMM 用 DLCI にログインしているユーザーに関する情報が表 示されます。 • About(バージョン情報) - SC2012 VMM 用 DLCI のバージョン情報が表示されます。 • ヘルプ — 状況依存オンラインヘルプを起動します。 ナビゲーションペインには、次のオプションがあります。 • ホーム — SC2012 VMM 用 DLCI のダッシュボードが表示されます。 • プロファイルとテンプレート – 展開テンプレート – ハードウェアプロファイル – ハイパーバイザープロファイル – 資格情報プロファイル 3.
4 ワークフロー 本項には、以下の操作のためのワークフローが記載されています。 • ゴールデン設定の作成 • 資格情報プロファイルの作成と管理 • アップデートソースの作成と管理 • サーバーまたはサーバーグループ上でのアップデートの適用 • ハイパーバイザー導入 • サーバーの削除 ゴールデン設定について 組織に理想的に適合した優先起動順序、BIOS および RAID 設定で設定されているサーバーは、ゴールデン設 定と呼ばれます。これらの設定はハードウェアプロファイルに集められ、ハイパーバイザー導入中に同一の サーバー上に導入されます。 ゴールデン設定の作成 ゴールデン設定を準備し、使用するには、次の手順を実行します。 1. 理想的な設定が行われたサーバーが検出済みで、使用可能であることを確認します。サーバー検出の詳 細については、要件に応じて「自動検出を使用したサーバーの検出」または「手動検出を使用したサー バーの検出」を参照してください。 2.
アップデートソースの作成、管理、および削除 アップデートソースを作成するには、「アップデートソースの作成」を参照してください。 アップデートソースを管理するには、「アップデートソースの変更」を参照してください。 アップデートソースを削除するには、「アップデートソースの削除」を参照してください。 サーバーまたはサーバーグループ上でのアップデートの適用 次のソースを使用して、選択したサーバーまたはサーバーグループをアップデートできます。 • ローカル FTP およびオンライン FTP ソース • ローカル DRM リポジトリ 選択したサーバーまたはサーバーグループ上でアップデートを適用するには、次の手順を実行します。 1. アップデートを開始する前に、アップデートソースとアップデートグループに関する情報を表示しま す。詳細については、「アップデート管理」を参照してください。 2. サーバーを検出します。詳細については、 「自動検出を使用したサーバーの検出」、または「手動検出を 使用したサーバーの検出」を参照してください。 3.
3. ハードウェアプロファイルの作成 4. ハイパーバイザープロファイルの作成 5. 導入テンプレートの作成 6. (オプション)サーバー上でのアップデートの適用 7.
5 ハイパーバイザー導入のための環境のセッ トアップ ハイパーバイザー導入のための環境をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. ゴールデン設定を準備します。 2. 物理コンピュータプロファイルを SC2012 VMM に作成します。詳細については、SC2012 VMM のマニ ュアルを参照してください。 3. ターゲットホストグループを SC2012 VMM に作成します。詳細については、SC2012 VMM のマニュア ルを参照してください。 4. 最新の Dell Deployment ToolKit(DTK)をダウンロードして Windows Preinstallation Environment (WinPE)ブート ISO イメージを作成します。詳細については、 「WinPE アップデート」を参照してくだ さい。 5. 自動検出のためにシステムをセットアップします。詳細については、 「自動検出を使用したサーバーの検 出」を参照してください。 6. アップデートソースを作成します。詳細については、「アップデートソースの作成」を参照してくださ い。 7.
6 サーバー検出 未割り当ての Dell サーバーの帯域外検出を実行し、Dell サーバーに関する情報をアプライアンスにインポー トできます。サーバーを検出するために、Dell サーバーをネットワークに接続し、サーバーの電源を入れ、 iDRAC にログインし、プロビジョニングサーバーの IP を DLCI アプライアンスの IP に更新し、DLCI アプラ イアンスの管理者アカウントを無効にして、サーバーを自動的に検出します。サーバーの設定方法の詳細に ついては、Integrated Dell Remote Access Controller のマニュアルを参照してください。 未割り当ての Dell サーバーは、次のオプションを使用して検出することもできます。 • 未割り当てサーバーの自動検出。 • IP アドレスに基づいた手動検出。 未割り当てサーバーと一緒に Hyper-V ホスト、モジュラー Hyper-V ホストを検出することができます。検 出後、それらのサーバーは事前定義された対応するアップデートグループに追加されます。グループの分類 の詳細については、「アップデート管理」を参照してください
アドレスのブロックを無効にすることもできます。また、iDRAC.IPBlocking.
Dell サーバーを自動検出します。アプライアンスはプロビジョニングサーバーとして機能し、Dell サーバー の自動検出には iDRAC 参照を使用します。 Dell サーバーでの自動検出を実行するには、次の手順を実行します。 1. アプライアンスで、Dell サーバー用のデバイスタイプ資格情報プロファイルを作成します(iDRAC 資格 情報を指定して、それにデフォルトとしてマークを付けます)。詳細については、「資格情報プロファイ ルの作成」を参照してください。 2. 自動検出する Dell サーバーで、次の手順を実行します。 a. iDRAC 内の既存の管理者アカウントを無効にします。 b. iDRAC 設定の Remote Enablement で、自動検出を有効にします。 c.
• 未割り当てサーバーを削除する場合、Unassigned Servers(未割り当てサーバー)でサーバーを選 択して Delete(削除)をクリックし、確認メッセージが表示されたら Yes(はい)をクリックしま す。 • ホストサーバーを削除するには、Host Servers(ホストサーバー)でサーバーを選択して Delete(削 除)をクリックし、確認メッセージが表示されたら Yes(はい)をクリックします。 デバイスインベントリの表示 Device Inventory(デバイスインベントリ)ページには、未割り当てサーバーとホストサーバーがリストさ れます。サーバーのホスト名または IP アドレスを使用して、適合ステータスやファームウェアバージョンな どのサーバー詳細を確認できます。 デバイスインベントリ ページからは、以下の操作を実行できます。 • サーバーの検出 • サーバー情報の更新 • DLCI コンソールからのサーバーの削除 • SC2012 VMM との同期化 • 同期化エラーの解決 • サーバーが所属するクラスタグループとシャーシへのホストサーバーの関連付け
• 同期化には、サーバーのデフォルト iDRAC 資格情報プロファイルの詳細情報が使用されます。 • SC2012 VMM でホストサーバーのベースボード管理コントローラ(BMC)に iDRAC IP アドレスが設定 されていない場合、ホストサーバーをアプライアンスと同期することはできません。したがって、SC2012 VMM で BMC を設定してから(詳細については、technet.microsoft.com にある MSDN 記事を参 照)、アプライアンスを SC2012 VMM と同期します。 • SC2012 VMM R2 は環境内で多数のホストをサポートするため、同期化は長い時間がかかるタスクです。 同期化は次のように実行されます。 a. SC2012 VMM 環境に登録されているホストが、アプライアンスの Host(ホスト)タブに追加されま す。 b.
iDRAC コンソールの起動 iDRAC コンソールを起動するには、次の手順を実行します。 Device Inventory(デバイスインベントリ)の Unassigned Servers(未割り当てサーバー)または Hosts (ホスト)(サーバー向け)、iDRAC IP をクリックします。 24
7 アプライアンスのライセンス SC2012 VMM 用 DLCI では、エージェントフリーの設定、導入、およびファームウェアアップデート機能が ライセンスされています。5 つのライセンスを評価のために追加料金なしで使用することができます。この 5 つのライセンスをダウンロードするには、marketing.dell.
8 アップデート管理 Update Center を使用して、Dell アップデートの管理に関連するすべてのタスクを SCVMM 環境内で実行す ることができます。アップデート管理を使用することにより、デルの推奨に従った Dell サーバーコンポーネ ントの最新ファームウェアバージョンを維持することができます。 Update Center では、アップデートソースの表示、作成、維持を行い、サーバーグループを表示することが できます。また、ファームウェアアップデート用のジョブを作成およびスケジュールすることもできます。 既存のファームウェアバージョンとベースラインバージョンの比較レポートが提供され、この情報に基づい てインベントリファイルを作成することも可能です。 iDRAC アップデートは最小適合バージョン以降でしか使用できないため、アップデートを実行できるのは適 合サーバー上のみです。 メモ: • アップデート管理は、以前のバージョンのアプライアンスでは使用できません。 • アプライアンスで新機能を使用するには、前のバージョンのアプライアンスで検出されたサーバー を再検出してください。 SC2012
• • FTP を使用したアップデート - 任意の特定のコンポーネントに FTP サイト上で提供されている最新のア ップデートを適用します。Dell IT は、年 4 回のペースでリポジトリをご用意しています。 – Dell オンラインカタログとの統合 - Dell FTP に接続し、カタログファイルをダウンロードして、それ を参照インベントリにします。 – アップデートソースとの比較レポートを表示し、関連するサーバーまたはサーバーコンポーネントを 選択して、それらのサーバー上でアップデートを開始します。 ファームウェアインベントリと比較の参照 - 選択したサーバーまたはサーバーグループのファームウェ アインベントリが格納されている参照インベントリファイルを作成すると、後でアプライアンス内に存在 するサーバーのインベントリ情報を、保存された参照インベントリファイルと比較することができます。 参照サーバーインベントリファイルには、タイプまたはモデルが同じ単一サーバーからのインベントリ情 報を含めたり、タイプまたはモデルが異なる複数のサーバーを含めることができます。 アップデートソース アップデートソースを
• サーバーグループ上では次のアップデートを実行できます。 – エージェントフリーのステージングされたアップデート - これは、ファームウェアアップデートのス テージングです。すぐに適用可能で再起動を必要としないファームウェアはただちに適用されます。 システムの再起動を必要とする残りのアップデートは、サーバーの再起動時に適用されます。アップ デートは、iDRAC を使用して、スケジュールされた時刻にバッチで実行されます。バッチサイズは、 アップデートが行われるときに決定されます。アプライアンスは、iDRAC からアップデートの成功が 報告されるとすぐに、アップデートが成功したとみなします。ジョブが iDRAC に送信された後、アッ プデートのステータスはアプライアンスに記録されません。そのため、インベントリを更新して、す べてのアップデートが適用されたかどうかを確認してください。アップデートジョブは、1 つのサー バーで操作が失敗するだけでも、全体が失敗となります。 – エージェントフリーのアップデート - これは、サーバーの即時再起動を伴う帯域外アップデートで す。 Update Center ページで
デフォルトのホストアップデートグループ - このグループは、検出されたホストのうち、他のどのアップデ ートグループにも属していないすべてのホストで構成されます。このグループは、ホストアップデートグル ープに分類されます。 シャーシアップデートグループ - シャーシに属していて、どののクラスタグループにも属さないモジュラー サーバーは、シャーシアップデートグループとして分類されます。第 12 世代、または第 13 世代の Dell PowerEdge サーバーは、それらの CMC 情報と共に検出されます。デフォルトで、グループは ChassisService-tag-of-Chassis-Group の命名形式で作成されます(たとえば、Chassis-GJDC4BS-Group です)。 モジュラーサーバーがクラスタアップデートグループから削除されると、サーバーはその CMC 情報と共に シャーシアップデートグループに追加されます。対応するシャーシアップデートグループにモジュラーサー バーが 1 つも存在しない場合でも、シャーシ内のすべてのモジュラーサーバーはクラスタアップデートグル ープ内にあるため、シャーシ
アップデートソースの作成 前提条件: • アップデートソースタイプに基づいて、Windows または FTP の資格情報プロファイルが必要です。 • DRM アップデートソースを作成する場合は、DRM がインストールされ、管理者役割が設定されているこ とを確認します。 アップデートソースを作成するには、次の手順を実行します。 1. DLCI Console Add-in for SC2012 VMM(SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドイン)で Update Center をクリックし、Update Settings(アップデート設定)をクリックします。 2.
アップデートソースを削除するには、次の手順を実行します。 削除するアップデートソースを選択し、Delete(削除)をクリックします。 アップデートグループの表示 アップデートグループを表示するには、次の手順を実行します。 DLCI for SC2012 VMM(SC2012 VMM 用 DLCI)で、Update Center をクリックし、Select Update Group(アップデートグループの選択)ドロップダウンメニューからグループを選択します。 サーバー上でのアップデートの適用 ファームウェアアップデートジョブを作成することにより、サーバーまたはサーバーのグループ上で即時の アップデートを適用したり、アップデートをスケジュールすることができます。アップデート用に作成され たジョブは、Job Viewer(ジョブビューア)に表示されます。 メモ: サーバーまたはサーバーのグループに対して適用可能なアップグレードまたはダウングレードが 存在しない場合、そのサーバーまたはサーバーのグループ上でファームウェアアップデートを実行して も、何も起こりません。 必要条件: • サーバー上でアップデートを実
メモ: ファームウェアアップデートジョブを iDRAC に送信した後、アプライアンスは、そのジョブ のステータスについて iDRAC と通信し、管理コンソールの Jobs(ジョブ)と Activity Log(アク ティビティログ)でステータスアップデートを提供します。iDRAC は、アプライアンスによって 追跡されているジョブに関してステータスアップデートを提供しないことがあります。アプライ アンスは最大 6 時間待機し、それでも iDRAC から応答がなければ、そのファームウェアアップデ ートジョブのステータスは失敗と見なされます。 ファームウェア インベントリの表示と更新 サーバーまたは特定のサーバーグループを選択した後で、Dell 準拠サーバーのファームウェアインベントリ を表示および更新することができます。 選択したアップデートソースに対するサーバーまたはシャーシインベントリの比較レポートを表示できま す。アップデートソースを変更し、選択したサーバー、サーバーグループ、またはシャーシのインベントリ 情報について変更後のアップデートソースとの比較レポートを表示できます。 サーバー、サーバーグループ、
インベントリのエクスポート SC2012 VMM 用 DLCI では、選択したサーバーおよびサーバーグループのインベントリを inventory.
9 プロファイルとテンプレート 資格情報プロファイルについて 各資格情報プロファイルには、単一のユーザーアカウントのためのユーザー名とパスワードが含まれていま す。資格情報プロファイルにより、ユーザー資格情報の使用と管理が簡素化されます。資格情報プロファイ ルは、ユーザーの役割ベースの機能を認証します。アプライアンスは資格情報プロファイルを使用して管理 対象システムの iDRAC に接続します。 また、資格情報プロファイルは、FTP サイトや Windows 共有で使用可能なリソースへのアクセスに使用し たり、iDRAC のさまざまな機能を操作する際に使用することができます。 資格情報プロファイルには、4 つのタイプのプロファイルを作成することができます。 • デバイス資格情報プロファイル - このプロファイルは、iDRAC または Chassis Management Controller (CMC)へのログインに使用されます。 メモ: – デフォルトプロファイルが作成または選択されていない場合は、デフォルトの iDRAC 工場出荷 時設定が使用されます。デフォルトのユーザー名には root、パスワードに
は空白になります。これは編集することができません。このプロファイルは、ftp.dell.com へのアクセス に使用されます。 資格情報プロファイルの作成 資格情報プロファイルを作成するときには、次の点に注意してください。 • デバイスタイプ資格情報プロファイルが作成されると、サーバーを管理するために SC2012 VMM で関連 する RunAsAccount が作成され、その RunAsAccount の名前は Dell_CredentialProfileName にな ります。 – (推奨)RunAsAccount を編集または削除しないでください。 • 資格情報プロファイルが作成されておらず、iDRAC 用のデフォルトの資格情報プロファイルがない場合、 iDRAC の工場出荷時にデフォルトで設定される資格情報プロファイルが自動検出時に使用されます。デ フォルトのユーザー名には root、パスワードには calvin が使用されます。 資格情報プロファイルを作成するには、以下を行います。 1. 2.
• サーバー検出で使用されている資格情報プロファイルを削除することはできません。しかし、そのような 資格情報プロファイルを削除するには、検出されたサーバー情報を削除してから、資格情報プロファイル を削除します。 • 導入用に使用されているデバイスタイプ資格情報プロファイルを削除することはできません。しかし、そ のような資格情報プロファイルを削除するには、SCVMM 環境に導入されたサーバーを削除してから、資 格情報プロファイルを削除します。 • アップデートソースで使用されている資格情報プロファイルを削除することはできません。 資格情報プロファイルを削除するには、次の手順を実行します。 削除するプロファイルを選択し、Delete(削除)をクリックします。 ハードウェアプロファイルの作成 ゴールデン設定を持つサーバーを使用することによってハードウェアプロファイルを作成し、そのプロファ イルを使用して、管理下システムにハードウェア構成を適用することができます。 ハードウェア構成を管理下システムに適用する前に、管理下システムが次の基準についてゴールデン設定を 持つサーバーと一致していることを確認します
メモ: ハードウェアプロファイルの作成中は、選択したプリファランスに関わらず、すべての情報が収集 されます。ただし、導入中はプリファランスのみが適用されます。 たとえば、RAID 設定を選択した場合、BIOS、起動、および RAID 設定についてのすべての情報が 収集されますが、導入中は、RAID 設定のみが適用されます。 5. 概要 で 終了 をクリックします。 このハードウェアプロファイルを使用して、これを必要な管理下システムに適用することができます。 ハードウェア構成プロファイルの変更 ハードウェア構成プロファイルを変更するときには、次の点に注意してください。 • BIOS 設定と起動順序を変更することができます。 • 第 11 世代および第 12 世代の PowerEdge サーバーの場合、RAID の DHS を One(1)または None(な し)に変更できます。第 13 世代の PowerEdge サーバーの場合、保持できるのはサーバーに既存の RAID 設定のみです。 ハードウェア構成プロファイルを変更するには、次の手順を実行します。 1.
• ダッシュボードで、ハイパーバイザープロファイルの作成 をクリックします。 • 左側のナビゲーションペインで、プロファイルとテンプレート をクリックし、ハイパーバイザープ ロファイル をクリックして、作成 をクリックします。 2. ハイパーバイザープロファイルウィザード の ようこそ ページで、次へ をクリックします。 3. ハイパーバイザープロファイル で名前と説明を入力し、次へ をクリックします。 4. SC2012 VMM 情報ページで、SC2012 VMM ホストグループ導入先 および SC2012 VMM ホストプロフ ァイル / 物理コンピュータプロファイル 情報を入力します。 5. WinPE ブートイメージソース で、.iso 情報を入力し、次へ をクリック します。 6.
WinPE ISO イメージを作成するには、次の手順を実行します。 1. アプライアンスに PXE サーバーを追加します。 2. PXE サーバーの追加後、boot.wim ファイルを PXE サーバーから SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェ イ共有 WIM フォルダに コピーします。boot.wim は次のパス、C:\RemoteInstall\DCMgr\Boot \Windows\Images にあります。 メモ: boot.wim ファイルのファイル名は変更しないでください。 DTK は自己解凍型の実行ファイルです。 DTK を使用して作業するには、次の手順を実行します。 1. DTK 実行可能ファイルをダブルクリックします。 2. DTK のドライバを抽出するには、フォルダ(例:C:\DTK501)を選択します。 3. 展開された DTK フォルダを統合ゲートウェイの DTK 共有フォルダにコピーします。たとえば \\DLCI IG Share\DTK\DTK501。 メモ: SC2012 VMM SP1 から SC2012 VMM R2 にアップグレードする場合は
導入テンプレートを作成するには、次の手順を実行します。 1. 2. アプライアンスで、次の操作のいずれかを実行します。 • アプライアンスダッシュボードで、導入テンプレートの作成 をクリックします。 • アプライアンスナビゲーションペインで、プロファイルとテンプレート をクリックしてから、導入 テンプレート をクリックします。 Deployment Template(導入テンプレート)で、テンプレート名、テンプレートの説明を入力し、ハイ パーバイザープロファイル、ハードウェアプロファイル、およびアップデートソースを選択します。 3. (オプション)アップデートソース、ハードウェアプロファイルを選択し、ファームウェアアップデート が失敗しても導入を続行するように、Continue OSD even if firmware update fails(ファームウェアア ップデートに失敗しても OSD を続行する)を選択します。 4.
10 ハイパーバイザーの導入 オペレーティングシステムは、適合しているサーバーにのみ導入されます。 ハイパーバイザー導入の前に、ファームウェアバージョンを ftp.dell.com で使用可能な最新バージョンにア ップグレードすることを検討してください。その後、ハイパーバイザー導入を続行します。 サーバーに導入するには、次の手順を実行します。 1. アプライアンスで、次の作業を実行します。 • アプライアンスダッシュボードで、Deploy Unassigned Servers(未割り当てサーバーの導入)をク リックします。 • 2. アプライアンスナビゲーションペインで、Deployment Wizard(導入ウィザード)をクリックしま す。 ようこそ で、次へ をクリックします。 3. サーバーの選択 で、導入先となるサーバーを選択し、使用可能なライセンスをチェックしてから、次へ をクリックします。 4.
11 アプライアンスでの情報の表示 ジョブステータスの表示 ログされたメッセージの中から特定のアップデートジョブに関するログを素早く検索して表示するには、ア ップデートジョブログメッセージのタイムスタンプを参照します。ジョブは、DLCI 管理ポータル - SC2012 VMM と SC2012 VMM 用 DLCI コンソールアドインから表示することができます。 1. 左側のナビゲーションペインで、Jobs(ジョブ)をクリックします。 2.
12 トラブルシューティング SC2012 VMM でのアカウント削除 SC2012 VMM は、DLCI-VMM Addin Registration Profile という名前でアプライアンスのアカウントを作成 します。このプロファイルが削除されると、そのアプライアンスでの作業ができなくなります。 このアカウントは削除しないことをお勧めしますが、このアカウントが削除された場合は、アプライアンス を再インストールしてください。 比較レポートが Update Center に表示されない 64 ビット DUP を使用してアップデートソースを作成し、そのアップデートソースを比較レポートの生成に 利用すると、64 ビット DUP を使用したアップデートソースの作成に対するサポートがないため、その比較 レポートは Update Center で表示できません。 回避策として、アップデートソースの作成に 32 ビット DUP を使用します。 空のクラスタアップデートグループが自動検出または同期化 中に削除されない クラスタグループがアプライアンスで検出されると、クラスタアップデートグループが Update Cen
これを解決するには、次の手順を実行します。 1. モジュラーサーバーをひとつのシャーシから取り外してから、別のシャーシに追加します。詳細につい ては、『Dell PowerEdge VRTX Enclosure Owner's Manual』 (Dell PowerEdge VRTX エンクロージャオ ーナーズマニュアル)の「Server modules」(サーバーモジュール)の項を参照してください。 2. CMC を設定します。詳細については、dell.com/support /home から入手可能な『Chassis Management Controller Version 2.1 for Dell PowerEdge VRTX User's Guide』(Chassis Management Controller Version 2.
ハイパーバイザー導入の失敗 ハイパーバイザ導入が失敗し、アクティビティログに Error New-SCVMHost failed with following error : An out of band operation (SMASH) for the BMC failed on IDRAC IP : (エラー 新規 SCVM ホストが次のエラーで失敗しました: BMC の帯域外操作(SMASH)が、IDRAC IP: で失敗しました)というエラーが表示される。 このエラーは、次のいずれかの理由で発生する可能性があります。 • Dell Lifecycle コントローラの状態が不良。 解決方法として、iDRAC の GUI にログインして Lifecycle Controller をリセットします。 Lifecycle Controller のリセット後、問題が解決しない場合は、次の代替手段を行います。 • アンチウイルスまたはファイアウォールにより、WINRM コマンドの正常実行が制限されることがありま す。
ファームウェアアップデート後も最新のインベントリ情報が 表示されない 第 11 世代の Dell PowerEdge サーバー上でファームウェアアップデートジョブが完了していても、アプライ アンスのインベントリには最新のファームウェアバージョンが表示されません。 アプライアンスでは、インベントリの更新がファームウェアアップデートジョブ完了直後に実行されるアク ティビティです。ファームウェアアップデートは、PowerEdge サーバーの CSIOR アクティビティがまだ完 了していなくても完了するので、以前のファームウェアインベントリ情報が表示されることになります。 回避策として、PowerEdge サーバーで CSIOR アクティビティが 完了していることを確認してから、アプラ イアンスでファームウェアインベントリを更新します。また、エージェントフリーのステージングされたア ップデートを適用した後は、サーバーの再起動行うようにしてください。インベントリの更新方法の詳細に ついては、「ファームウェアインベントリの表示と更新」を参照してください。 CSIOR の詳細については、dell.
ポリシー設定の詳細に関しては、次の MSDN 記事を参照してください。 2. • PowerShell 実行ポリシー: technet.microsoft.com/en-us/library/hh847748.aspx • PowerShell グループポリシー: technet.microsoft.
13 デルサポートサイトからの文書へのアクセ ス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 – すべての Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals – OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals – リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals – OpenManage Connection エンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement – Serviceability Tool マニュアル — Dell.com/ServiceabilityTools – OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアル — Dell.com/ DellClientCommandSuiteManuals • Dell サポートサイトから、 a. Dell.