Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration バージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: メモでは、コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: 注意では、ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法 を説明しています。 警告: 警告では、物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2009 - 2015 Dell Inc. 無断転載を禁じます禁じます。 この製品は、米国および国際著作権法、ならびに米国およ び国際知的財産法で保護されています。Dell™、および Dell のロゴは、米国および / またはその他管轄区域における Dell Inc. の商標です。本書で使用されているその他すべての商標および名称は、各社の商標である場合があります。 2015 - 08 Rev.
目次 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について........................................................... 4 2 DLCI のコンポーネント......................................................................................... 5 ユーザー — 役割と特権......................................................................................................................... 6 アプライアンスで使用されるポート.........................................................................................
Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager 用 Dell Lifecycle Controller Integration について 1 Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)は、ハードウェアの設定を行うことができるほか、ファームウェアアップデートプロセ スを簡素化および改善し、さらにデルサーバーで Hyper-V を導入するためのソリューションを提供します。 このプラグインは、Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)のリモート導入機能と Lifecycle Controller を使用したシームレスな使用感を実現しており、Microsoft System Center コンソールを介した仮 想化環境の管理に利用することができるという価値を提供します。 Microsoft System Center Virtual
DLCI のコンポーネント 2 DLCI アプライアンスのコンポーネントは次のとおりです。 • Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)仮想マシン。アプライアンスとも呼ばれます。 – アプライアンスは CentOS をベースとした仮想マシンとして、Hyper-V 上でホストされます。 – アプライアンスは Web Services - Management(WSMAN)を使用して iDRAC を介して Dell サーバ ーと対話します。 – DLCI 管理ポータルで、アプライアンスを管理することができます。また、すべてのジョブ、すべて のユーザーからのアクティビティログおよびライセンス情報を表示することもできます。 • Microsoft System Center 2012 Virtual Machine Manager(SC2012 VMM)用 Dell Lifecycle Controller Integration(DLCI)統合ゲートウェイ。統合ゲートウェイ(IG)とも呼ばれます。 – 統合ゲートウェイは、Windows サーバーにインストール
ユーザー — 役割と特権 DCLI アプライアンスコンポーネントおよびその他ソフトウェアによって必要とされるユーザーは次のとお りです。 表 1.
詳細 プロトコル デフォルトポート ポート設定の変更箇所 Dell オンラインデータア HTTP クセス 80 設定不可能 管理コンソール HTTP 80 設定不可能 HTTPS サーバー HTTPS 443 設定不可能 PostgreSQL Postgres 5432 設定不可能 統合ゲートウェイ HTTPS 8455 統合ゲートウェイのイン ストール中に設定可能。 自動検出 HTTPS 4433 設定不可能 HTTPS iDRAC — これらのポー トは、i DRAC が統合ゲ ートウェイによって作成 された CIFS 共有にアク セスできるように有効化 されています。 135 から 139、および 445 設定不可能 7
3 アプライアンスのインストール アプライアンスをインストールするには、次の手順を実行します。 1. システム要件をチェックして確認します。詳細に関しては管理システムのシステム要件を参照してくだ さい。 2. アプライアンスをダウンロードします。詳細に関してはアプライアンスのダウンロード を参照してく ださい。 3.
* SC2012 VMM SP1 コンソール固有のシステム要件: • SC2012 VMM SP1 アップデートロールアップ 5 以降にアップデートしている場合は、以下の点 を考慮してください。SC2012 VMM コンソールへのアドインのインポート時にコンソールが クラッシュする場合があります。この問題についての情報と解決方法については、サポート技 術情報、support.microsoft.com/kb/2785682 の問題 5 を参照してください。このアップデー トは、インストールされているアップデートロールアップのバージョンに関わらず、実行する ようにしてください。 • Windows アセスメント & デプロイメントキット(ADK)8.
3. 名前と場所の指定 で、仮想マシンの名前を指定します。仮想マシンを別の場所に保存するには、仮想マ シンを別の場所に格納する を選択し、参照 をクリックして、新しい場所をスキャンします。 4. メモリの割り当て で、必要なメモリを割り当てます。最小 4096 MB が必要です。 5. ネットワークの構成 の 接続 から、使用するネットワークを選択し、次へ をクリックします。 6. 仮想ハード ディスクの接続 で 既存の仮想ハード ディスクを使用する を選択し、アプライアンス .VHD ファイルがあるの場所をスキャンし、その .VHD ファイルを選択します。 7. 概要 で指定した詳細を確認し、完了 をクリックします。 8. プロセッサ計数値を 2 に設定します。プロセッサ計数はデフォルトで 1 に設定されています。プロセッ サ計数を設定するには、アプライアンスを右クリックし、設定 を選択します。設定 で プロセッサ を選 択し、論理プロセッサの数 を 2 に設定します。 9.
d. ライセンス契約 で、ライセンス契約の条件に同意します を選択して 次へ をクリックします。 e. ライセンス:オープンソースソフトウェア で、オープンソース関連の情報を参照し、次へ をクリッ クします。 f. 前提条件のステータス で以下を行って、次へ をクリックします。 1. 最新の前提条件のステータスを表示するには、前提条件のスキャン をクリックし、ステータス を確認します。 2. 前提条件をインストールするには、前提条件をインストール をクリックします。 g.
SC2012 VMM 管理者ユーザーの資格情報を変更するには、ユーザーが Active Directory 内でパスワードを変 更済みであることが前提条件となります。 統合ゲートウェイを変更するには、次の手順を実行します。 1. SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェイ インストーラを実行します。 2. プログラムメンテナンス で 変更 を選択してから、次へ をクリックします。 3. パスワードを変更 して、次へ をクリックします。 4. プログラムの変更 ダイアログボックスで インストール をクリックします。 5. 変更タスクが完了したら 終了 をクリックします。 統合ゲートウェイの修復 統合ゲートウェイを修復するには、次の手順を実行します。 1. SC2012 VMM 用 DLCI 統合ゲートウェイ インストーラを実行します。 2. プログラムメンテナンス で 修復 を選択し、次へ をクリックします。 3. 修復の準備完了 で、統合ゲートウェイユーザーアカウントのパスワードを入力し、インストール をクリ ックします。 4.
SC2012 VMM 用 DLCI のアップグレード 4 SC2012 用 DLCI のインストールおよびセットアップ後、SC2012 用 DLCI のサービスパックアップデートが 使用可能である場合、この機能を使用してサービスパックアップデートをインストールすることができます。 メモ: オンライン FTP アカウントを使用する場合は、デフォルトのアップデートソースのプロキシの詳 細を編集して追加し、保存します。 Service Pack のアップデートについて SC2012 VMM 用 DLCI がリリースされた後、既存のアプライアンスへのアップグレードまたは拡張機能とし て使用可能な、重要な欠陥の修正または機能の追加を共有する必要があります。 • Service Pack ファイルは、任意の HTTP サーバーに配置して、Service Pack のファイルを使用してアップ デートを行なうことができます。 • これらの Service Pack を段階的に適用することができます。ただし、一度適用した後に元に戻すことは できません。 • この Service Pack は累積的です。つまり、
Service Pack アップデートの前提条件 アップグレードを開始する前に、次の前提条件を完了します。 1. 実行中のジョブがないことを確認します。実行中のジョブがある場合、ジョブが完了するまで待ちま す。 2. SC2012 VMM 用 DLCI 仮想マシンをバックアップします。詳細に関しては、Microsoft のマニュアルを 参照してください。 Service Pack アップデートのリポジトリへのコピー ダウンロードした Service Pack を配置するには、リポジトリが必要です。 リポジトリを準備するには、次の手順を実行します。 1. サービスパックファイルを直接 HTTP サーバーに配置します。 2. ダウンロードした Service Pack をダブルクリックして、指定した場所にファイルを解凍します。 3. HTTP サイトに解凍されたファイルをコピーします。 リポジトリ URL 情報の入力 URL 情報を入力するには、次の手順を実行します。 1. DLCI 管理ポータル — SC2012 VMM で、設定 → サービスパックアップデート を選択します。 2.
2. 詳しくは、管理ポータルで、設定 → ログ を選択します。 3. upgradelogs ディレクトリで Service Pack のアップグレードのログファイルを表示またはダウンロー ドするには、 ディレクトリ(例えば、1.0.1.590 ディレクトリ)を選択 して表示するか、Service Pack のアップグレードのログファイルをダウンロードします。 4. Service Pack のアップデートに失敗した場合は、dell.com/support にお問い合わせください。 Service Pack のアップデートが完了したら、統合ゲートウェイをバージョン 1.1 にアップグレードする必要 があります。 統合ゲートウェイをバージョン 1.
5 アプライアンスのアンインストール アプライアンスをアンインストールするには、次の手順を実行します。 1. 統合ゲートウェイを削除します。詳細については、統合ゲートウェイの削除を参照してください。 2. アプライアンスを削除します。詳細に関しては、「アプライアンスの削除」を参照してください。 3. アプライアンス固有のアカウントを削除します。詳細に関しては、「その他のアンインストールタスク」 を参照してください。 メモ: Dell Connections License Manager(DCLM)への依存関係が削除されました。したがって DCLM をアンインストールするには、『Dell Connections Licence Manager Installation Guide』 (Dell Connections Licence Manager インストールガイド)を参照してください。 統合ゲートウェイの削除 統合ゲートウェイをインストールしたシステムから統合ゲートウェイを削除する必要があります。 統合ゲートウェイをアンインストールするには、次の手順を実行します。 1.
アプライアンス固有のアカウントには、先頭に Dell_ が付いています。 DLCI アプリケーションプロファイルの削除 SC2012 VMM コンソールで、ライブラリ → プロファイル → アプリケーションプロファイル を選択し、 DLCI-VMM アドイン登録プロファイル を削除します。 17
6 デルサポートサイトからの文書へのアクセ ス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 – すべての Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals – OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals – リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals – OpenManage Connection エンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement – Serviceability Tool マニュアル — Dell.com/ServiceabilityTools – OpenManage Connections クライアントシステム管理マニュアル — Dell.com/ DellClientCommandSuiteManuals • Dell サポートサイトから、 a. Dell.