Users Guide
Windows 2008 R2 を導入するタスクシーケンスに、Windows AIK 2.X 以降で作成された Windows PE 3.0 以降ベースの起動イメージが使われていることを確認してください。詳細に
ついては、Microsoft TechNet サイト technet.microsoft.com を参照してください。
l 問題: ターゲットシステムの BIOS のバージョンが古く、特定のメソッドがサポートされない場合、DLCTaskManager.log ファイルに次のエラーメッセージが表示される。
インストールされている BIOS のバージョンはこのメソッドをサポートしません。
対応処置: BIOS を、サポートされている最新のバージョンにアップデートしてください。
l 問題: ターゲットシステムの Lifecycle Controller が他のプロセスにロックされた場合、DLCTaskManager.log ファイルに次のエラーメッセージが表示される。
Lifecycle Controller は、現在別のプロセスによって使用されています。
対応処置:システムの iDRAC が POST 状態でないことを確認してください。
l 問題: ターゲットシステムのサービスタグ名を正しく入力しない場合、検出およびハンドシェイクが失敗して、次のエラーメッセージが表示される。
[サーバー名] - ハンドシェイク - getCredentialsInternal():[サーバー名]: 認証されていません: 資格情報が返されませんでした
対応処置:サービスタグ名は、大文字と小文字が区別されます。import.exe ユーティリティを使ってインポートされたサービスタグ名が iDRAC GUI 内のサービスタグ名に一致していることを
確認してください。
l 問題: Microsoft Windows Server 2003 オペレーティングシステムの導入時に、 LC からドライバを適用 オプションを選択すると、ブルースクリーンが表示されたり、導入が失敗する。
対応処置: この問題を解決するには、次の手順を実行してください。
a. タスクシーケンスを右クリックして、編集 をクリックします。 タスクシーケンスエディタ ウィンドウが開きます。
b. 追加® ドライバ® ドライバパッケージの適用 を選択します。
c. マスストレージドライバ オプションを選択します。
d. SAS または PERC ドライバを選択します。
e. SAS または PERC ドライバをのモデル選択します。
f. タスクシーケンスを保存して、オペレーティングシステムを再導入します。
l 問題:検出とハンドシェイク中、DPS.log に空の サイトコード:が表示され、その後に暗号化例外が表示される。
対応処置:この問題は、ConfigMgr アクセス用に入力されたアカウントが WMI にクエリを実行してサイトコードを取得する権限がないか、または Site Server やドメインコントローラへの認証
が失敗したときに発生します。Dell Provisioning Server ユーザー権限を確認し、WBEMTest に接続してアカウントを確認してから、システムをリセットし、システムを再検出します。
l 問題:検出とハンドシェイク中に、createDellCollecions() 接続マネージャパラメータが NULL か、コレクション がまだ作成されていません というメッセージが DPS.log に多数表示される。
対応処置:この問題は、ConfigMgr にアクセスするために入力されたアカウントに権限がない場合に発生します。設定権限の詳細については、Dell 自動検出ネットワーク設定仕様を参照してく
ださい。
l 問題:ConfigMgr の既存のアカウントからアカウントをクローンした場合、そのアカウントは SMS_Admins グループに自動的に追加されない。
対応処置:そのアカウントがこのグループにあることを確認してください。Dell Provisioning Server ユーザー権限を確認し、WBEMTest に接続してアカウントを確認します。システムをリセ
ットし、再検出します。
l 問題:User Account Controller (UAC) オプションをオンにした状態で Microsoft Windows 2008 32 ビット SP2 に ConfigMgr 用 DLCI バージョン 1.2 をインストール中に、イン
ストールが失敗します。
対応処置:UAC をオフにして、ConfigMgr 用 DLCI バージョン 1.2 を再インストールしてください。別の方法として、ConfigMgr 用 DLCI のインストールをコマンドラインインタフェース(CLI)
で行うこともできます。この方法を実行する前に、インストーラを右クリックし、プロパティ タブを選択、互換性 タブをクリックして 管理者として実行 オプションを選択してください。
l 問題:ConfigMgr 用 DLCI をアンインストールして再インストールした後、アドバタイズ オプションが既存のタスクシーケンスに表示されない。
対応処置:タスクシーケンスを編集用に開いて、適用 オプションを有効にしてから、OK をクリックします。アドバタイズ オプションが表示されます。
適用 オプションを再度有効にするには、次の手順を実行します。
a. タスクシーケンスを右クリックして、編集 を選択します。
b. Windows PEで再起動 を選択します。説明 セクションで、どれか 1 文字入力してから削除し、変更が保存されないようにします。
c. OK をクリックします。これで 適用 オプションが有効になります。
l 問題: System Viewer ユーティリティに最新の RAID 設定が表示されない。
対応処置: System Viewer ユーティリティを使用してシステムの RAID 設定を表示すると、その情報はキャッシュされます。同じシステムのRAID 設定をアップデートする場合は、System
Viewer を閉じ、再度開いてアップデートされた RAID 構成を表示する必要があります。
l 問題: モノリシックシステムでは CIFS 共有へのパスに含まれるホスト名を使用できるのに、モジュラーシステムではこのホスト名を使用できない。
対応処置: モジュラーシステムの場合、CIFS 共有の IP アドレスを指定する必要があります。
l 問題: システムを最新のファームウェアにアップデートするときに、WAN 経由で Dell Update Packages(DUPS)をダウンロードする時間が 50 分以上経過すると、アップデートタスクが失
敗する場合がある。
対応処置: この問題に遭遇した場合は、アップデートファイルが収められているレポジトリを、アップデートを行うシステムのローカルネットワーク上にコピーしてください。
l 問題: ConfigMgr 用 DLCI バージョン 1.0 または 1.1 でシステムの検出を行い、かつバージョン 1.2 にアップグレードした後にファームウェアのアップデートを行った場合、OS の導入中
にホスト名を変更したシステムがあるときは、それらのシステムの再検出を行う必要がある。