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ドライバアクセス
ドライバアクセス
Lifecycle Controller は、オペレーティングシステムのインストールに必要なドライバ用のローカルリポジトリ
を提供します。OS 展開 ウィザードは、インストールされているオペレーティングシステムに基づいてこれら
のドライバを抽出し、管理下システムの一時ディレクトリにコピーします。これらのファイルは 18 時間後、
<F10> を押してシステム再起動後にオペレーティングシステムのインストールをキャンセルするか Lifecycle
Controller を再起動する、または AC パワーサイクル操作が行われると削除されます。
メモ: Lifecycle Controller には組み込み型ドライバが工場出荷時にインストールされていますが、最新ド
ライバを使用することが可能です。オペレーティングシステムをインストールする前に、最新の
Lifecycle Controller ドライバパックにアップデートして、サーバーで最新ドライバを使用できるようにし
てください。
無人モードでのオペレーティングシステムのインストール
無人インストールは、config ファイルを使用することにより、サーバー上で Windows セットアップを自動実
行するスクリプト形式の OS インストールプロセスです。無人インストールは、ユーザーの介入なしで、迅速
OS をインストールするために役立ちます。
無人インストールモードを使用してオペレーティングシステムをインストールするには、次の手順を実行し
ます。
メモ: 現在サポートされるのは Microsoft Windows オペレーティングシステムのみであるため、Windows
オペレーティングシステムのみを選択する必要があります。Windows 以外の OS を選択すると、無人イ
ンストール オプションがグレー表示になります。
1. OS をインストールするには、次のオプションのいずれかを選択します。
無人インストール
手動インストール
メモ: OS が無人インストール対応である場合にのみ、両方のオプションが表示されます。対応でな
い場合は 無人インストール のオプションはグレー表示になり、手動インストール オプションのみ
が表示されます。
2. インストールモードの選択 ページで、応答ファイルをインポートするために適切なデータを選択または
入力した後、次へ をクリックします。これらのページで使用できるフィールドについての詳細は、
Lifecycle Controller GUI の右上角にある ヘルプ アイコンをクリックしてオンラインヘルプファイルを参
照してください。
Windows OS の無人インストールをサポートする応答ファイル(設定ファイル)の作成
についての情報は、delltechcenter.com/lc にあるホワイトペーパー『Dell PowerEdge サーバーにおける
Lifecycle Controller
からのオペレーティングシステムの無人インストール』を参照してください。
3. OS メディアを挿入し、次へ をクリックします。
iSCSI LUN および FCoE LUN へのオペレーティングシステムの
インストール
システムセットアップページを使用して、iSCSI LUN および FCoE LUN にオペレーティングシステムをインス
トールすることができます。インストールについての詳細手順は、delltechcenter.com/lc にあるホワイトペー
パー『iSCSI および FCoE LUN
へのオペレーティングシステムの展開』で説明されています。
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