Users Guide

ファームウェアおよび設定(サーバーおよびファームウェア)のバックアップをインポート して、バックア
ップが取得されたものと同じシステムにバックアップを復元します。
メモ: マザーボードの交換を行った場合には、各ハードウェアを以前と同じ場所に再度取り付けるように
してください。例えば、NIC PCI カードは、バックアップ時に使用されたスロットと同じスロットに取り
付けます。
オプションで、現在の仮想ディスクの設定を削除して、バックアップイメージファイルから設定を復元する
こともできます。
重要なメモ
バックアップイメージファイルには、ユーザーデータは含まれていません。設定を削除すると、ユー
ザーデータは削除されます。
インポート実行中は、ファームウェアアップデート、オペレーティングシステムの展開、およびファ
ームウェアの設定などの操作が実行されないようにしてください。オペレーティングシステムの展
開が Lifecycle Controller を使用して行われる場合は、インポートを実行する前に iDRAC をリセット、
たは Lifecycle Controller をキャンセルする必要があります。
Lifecycle controller を使用したオペレーティングシステムの展開後、OEMDRV 18 時間オープン状態に
なります。オペレーティングシステム展開後に、アップデート、設定、復元などの操作を実行する必
要がある場合は、OEMDRV パーティションを削除してください。パーティションを削除するには、
iDRAC をリセットするか、Lifecycle Controller をキャンセルします。
WS-Management のインポートコマンドでは、ScheduledStartTime パラメータを使用しない場合、
ジョブ
ID は返されますが、スケジュールはされません。ジョブをスケジュールするには、
SetupJobQueue() メソッドを呼び出します。
インポートジョブは、DeleteJobQueue() メソッドを使用してジョブの開始前にキャンセルできます。
ジョブの開始後、POST 中に F2 を押し、 iDRAC の設定 Lifecycle Controller の順に移動し、Lifecycle
Controller 処置のキャンセル はい を選択、または iDRAC のリセットをします。これにより、リカバ
リ処理が開始され、システムを以前の既知の正常稼働状態に戻します。リカバリ処理が 5 分以上かか
ることはありません。リカバリ処理が完了したことを確認するには、WS-Management コマンドを使用
してそのインポートジョブをクエリするか、iDRAC RAC またはライフサイクルログをチェックします。
マザーボードを交換した場合は、インポートを開始する前に、RestoreImage() メソッドを呼び出せるよ
うにするため、POST 中に Ctrl-E を押し、ネットワークの IP アドレスを設定する必要があります。この
メソッドの呼び出し後、バックアップイメージファイルからサービスタグが復元されます。
メモ: インポート操作中、電源装置のファームウェアはアップデートされません。電源装置のファームウ
ェアアップデート中は、PSU への電源が切断されます。ファームウェアは、インポート完了後に適用で
きます(必要な場合)。
サーバープロファイルをインポートするには、次の手順を実行します。
1. バックアップイメージファイルの場所が iDRAC vFlash カード またはネットワーク共有(CIFS または
NFS)かに応じて、入力パラメータを構築します。
2. RestoreImage() メソッドを呼び出します。ジョブ ID (例えば、JID_001291194119が画面に返されま
す。
3. ジョブの完了率のステータスを取得するには、このジョブ ID で必要な ID コマンドを実行します。
様々なスクリプト言語 を使ったジョブ ID のクエリのほか、iDRAC ログでもジョブステータスの進行状況
をチェックします。ジョブステータスが 完了 と表示されたら、ライフサイクルログですべてのエクスポ
ートエントリをチェックします。ログを表示するには、DCIM_LCService クラスで ExportLCLog() メソッ
ドを使用してログをエクスポートするか、
Lifecycle Controller GUI でログを表示します。
メモ: インポートが失敗したときは、ジョブステータスが失敗としてマークされ、失敗が発生した理由を
説明するメッセージが表示されます。エラーメッセージ ID および推奨アクションに関する詳細は、
support.dell.com/manuals
Dell Lifecycle Controller Remote Services エラーメッセージおよびトラブルシュ
ーティングリスト
』を参照してください。
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