Users Guide
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バックアップと復元
エクスポートとインポート機能を使用して、サーバープロファイルのバックアップ、エクスポート、復元を
行います。
iDRAC vFlash カードまたはネットワーク共有へのサーバープ
ロファイルのエクスポート
サーバー上でリモート操作を正しく実行するために、次の前提条件が満たされていることを確認してくださ
い。
• Remote Services 使用前の共通前提条件
• iDRAC7 Enterprise のライセンスがインストールされている。cccc
• サーバーに有効な 7 桁のサービスタグがある。
• エクスポート先に読み取りおよび書き込みアクセスがある。
• iDRAC vFlash カード:
– 取り付け、有効化および初期化が完了している。
– 少なくとも 384 MB の空き容量が利用可能。
• ネットワーク共有:
– ネットワーク共有を持つシステムとの通信を行うための、iDRAC に関する許可とファイアウォ
ール設定が行われている。
– 正しい機能ライセンスがインストールされている。
– 少なくとも 384 MB の空き容量が利用可能。
メモ: BackupImage() メソッドを呼び出すとバックアップイメージファイルがネットワーク共有に作成さ
れます。そのサイズは、システム構成に応じて 30~384 MB になります。
• iDRAC では、サーバーコマンド実行権限が利用できます。
サーバーファームウェアおよび設定のバックアップを作成して、それを iDRAC vFlash カードまたはネットワ
ーク共有にエクスポートします。バックアップファイルは、パスフレーズによってセキュア化されています。
次のバックアップを行います。
• BIOS、LOM、Lifecycle Controller 対応のアドイン NIC カード、およびストレージコントローラ(RAID レ
ベル、仮想ディスク、コントローラの属性)などの、ハードウェアおよびファームウェアのインベン
トリ。
• サービスタグ、システムタイプなどのシステム情報。
• Lifecycle Controller のファームウェアイメージ、システム設定、および iDRAC ファームウェアと設定。
重要なメモ
•
エクスポート実行中は、ファームウェアアップデート、オペレーティングシステムの展開、およびフ
ァームウェアの設定などの操作が実行されないようにしてください。オペレーティングシステムの
展開が Lifecycle Controller を使用して行われる場合は、エクスポートを実行する前に iDRAC をリセッ
ト、または Lifecycle Controller をキャンセルしてください。
• Lifecycle controller を使用したオペレーティングシステムの展開後、OEMDRV が 18 時間オープン状態に
なります。これは Lifecycle Controller にオペレーティングシステムインストールのステータスがない
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