Users Guide
メモ: Remote Services バージョン 1.3 でのリモートアップデートでは、SetupJobQueue() メソッドのみの使
用が可能です。
• DCIM_JobService で DeleteJobQueue() メソッドを使用して既存のジョブを削除する。
メモ: アップデートがスケジュールされているときにシステムをシャットダウンしたり、15 分以上シャ
ットダウン状態にする場合は、スケジュールされているジョブを削除することをお勧めします。
前のバージョンへのロールバック
Lifecycle Controller に保存されている前のバージョンのファームウェアから再インストールするには、
InstallFromSoftwareIdentity() メソッドを使用します。DUP をダウンロードする代わりに、
InstallFromSoftwareIdentity() はジョブを作成してジョブ ID を返します。
メモ: Lifecycle Controller、診断、およびドライバパックのアップデートはロールバックできません。
リモートファームウェアインベントリの使用
リモートファームウェアインベントリ機能は、管理下システムの様々なデバイスに現在インストールされて
いるファームウェアのインベントリを取得します。また、ロールバックに使用できるバージョン
(N および
N-1 バージョン)も取得できます。
リモートファームウェアインベントリ機能では、システムの状態およびオペレーティングシステムの状態に
依存しないインベントリを実行できます。取り付けられているデバイスのファームウェアのほか、ロールバ
ックと再インストールに使用できるファームウェアのリストも取得できます。
メモ: WS-Management 要求の認証に使用される iDRAC ユーザー資格情報は、ファームウェアと内蔵ソフ
トウェアのインベントリを要求するためにログイン権限を必要としますが、この機能はシステム管理者
に限定されるものではありません。
対応デバイス
リモートでの即時ファームウェアインベントリは、次のデバイスおよびコンポーネントでサポートされてい
ます。
• iDRAC7
• ストレージコントローラ(RAID シリーズ 7 および 8)
• NIC および LOM(Broadcom、Intel、および QLogic)
• 電源装置
• BIOS
• オペレーティングシステムのドライバパック
• Lifecycle Controller
• 診断
• 複合プログラム可能倫理デバイス(CPLD)
• 物理ディスク
•
エンクロージャ
インスタントファームウェアインベントリクラスは、次のファームウェアインベントリ情報を提供します。
•
対応デバイスにインストールされているファームウェア。
•
各デバイスにインストールできるファームウェアバージョン。
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