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メモ: スケジュールされた時間に iDRAC を自動的に再起動するには、再起動ジョブを作成(再起動のタイ
プをグレースフルまたはパワーサイクルに指定)し、SetupJobQueue() メソッド呼び出しに指定されたジ
ョブ一覧に再起動ジョブ ID を追加します。再起動ジョブがジョブキューセットアップに含まれていな
い場合、ジョブはスケジュールされた開始時刻に実行される準備ができていますが、システムの再起動
とジョブ実行の開始は、外部からの処置に依存します。
複数のターゲットジョブの実行
複数のターゲットジョブ(例えば複数の NIC での NIC 属性の設定)を一度に実行するには、次の手順を行い
ます。
メモ: ターゲットジョブは、POST または セットアップユーティリティの実行中に作成できます。ジョブ
は、システムが POST を完了、またはセットアップユーティリティを終了するまで実行されません。
1. Integrated NIC 1 の設定Integrated NIC 1 NIC 属性を設定し、TIME_NOW のスケジュール済み開始時刻で
ターゲット指定の設定ジョブを作成しますが、再起動はスケジュールしないようにしてください。
2. Integrated NIC 2 の設定Integrated NIC 2 NIC 属性を設定し、TIME_NOW のスケジュール済み開始時刻で
ターゲット指定の設定ジョブを作成しますが、再起動はスケジュールしないようにしてください。
3. Integrated NIC 3 NIC 属性を設定し、TIME_NOW のスケジュール済み開始時刻で Integrated NIC 3 にター
ゲット指定のジョブを作成して、再起動のタイプも指定します。
再起動のタイプによって定義されたメソッドにもとづいて iDRAC がシステムを再起動し、すべてのジョ
ブが一度に実行されます。
開始時間と終了時間の指定
CreateTargetedConfigJob() および SetupJobQueue() メソッドは、ScheduledStartTime
StartTimeInterval、および UntilTime などの開始時間パラメータを受け入れます。パラメータのデー
タタイプは、 CIM 日付 - 時刻です。StartTime パラメータが null の場合、処置は開始されません。 日付 -
刻のデータタイプは
YYYYMMDDhhmmss の形式で定義されます。詳細は次の通りです。
yyyy は年です
mm は月です
dd は日です
hh は時間です
mm は分です
ss は秒です
例えば、20090930112030 のようになります。すべての Lifecycle Controller アップデートのために日付および時
刻をこの形式で入力し、属性、および異なるサービスクラスの CreateTargetedConfigJob() メソッドを設定しま
す。TIME_NOW は、タスクをただちに実行 を表現する特別な値です。
ジョブの自動削除
システム上のジョブの数が DCIM_JobService クラスの StartAutoDeleteAtThreshold プロパティ値を超える
と、ジョブは自動的に削除されます。DCIM_JobService クラスの DeleteOnCompletionTimeout 値を
超える時間で完了したジョブは、成功したかどうかに関わらず、すべてシステムから削除されます。
メモ: DeleteOnCompletionTimeout 値は、SetDeleteOnCompletionTimeout メソッドを使用して変更します。
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