Users Guide
デフォルトで、この OEMDRV ドライブは約 18 時間サーバーに公開され、その後自動的に切断されます。
ただし、ドライバがサーバーに存在する必要がある期間(1 分から 18 時間まで)を指定するには、メソ
ッドの呼び出し中にオプションのパラメータ ExposeDuration を使用します。
3. オペレーティングシステムがどこにホストされるかに応じて、次のいずれかのメソッドを使用し、ISO
をローカルサーバーに連結して、そこから即時に再起動します。
– BootToNetworkISO() — オペレーティングシステムのイメージ(.iso フォーマット) がネットワー
ク共有(NFS または CIFS)でホストされている場合は、このメソッドを使用してネットワーク ISO
を仮想 USB CD-ROM デバイスとしてサーバーに連結し、そこから即時に起動してオペレーティン
グシステムのインストールを開始します。
– BootToISOFromVFlash() — オペレーティングシステムのイメージ(.iso フォーマット)が vFlash SD
カードでホストされている場合は、このメソッドを使用してイメージをローカル USB CD-ROM デ
バイスとして連結し、そこから即時に起動してオペレーティングシステムのインストールを開始
します。
メモ: NFS、CIFS または TFTP 共有から .iso イメージを vFlash にコピーするために BootToISOFromVFlash() を
実行する前に、 その vFlash を後ほど起動に使用できるように、前提条件として DownloadISOToVFlash() メ
ソッドを使用する必要があります。ただし、vFlash SD カードが取り付けられていてもフォーマットはさ
れていない場合は、このメソッドがカードをフォーマットし、その後 ISO イメージをダウンロードしま
す。
– BootToPXE() — オペレーティングシステムイメージが PXE でホストされている場合、このメソッ
ドを使用してサーバーを再起動し、PXE から起動してオペレーティングシステムのインストール
を開始します。
4. オペレーティングシステムのインストール完了後、ISO の連結方法に基づいて次のメソッドのひとつを
使用し、ISO をホストサーバーから分離します。
– DetachISOImage() — ISO が BootToNetworkISO() を使用して連結された場合は、このメソッドを使用
してホストサーバーから ISO を分離します。
– DetachISOFromVFlash() — ISO が BootToISOFromVFlash() を使用して連結された場合は、このメソッ
ドを使用してホストサーバーから ISO を分離します。ISO が必要なくなった場合は、その後で
DeleteISOFromVFlash() メソッドを使用して ISO を vFlash から削除することができます。
5. DetachDrivers() メソッドを呼び出して、オペレーティングシステムのドライバがある OEMDRV ドライブ
を分離します。
メモ: オペレーティングシステムのインストール中、ネイティブ OS インストーラが自動的に OEMDRV デ
バイスにあるドライバをインストールします。
オペレーティングシステムの展開のための参照資料
メモ: 次の表で参照されている項に記載される例は、一般的な例のみです。
表
4. 手順番号および参照箇所
手順番号
Lifecycle Controller Web サービスインタフェースガイド(Windows および
Linux) 内の記載箇所
手順 1 11.3.1 — ドライバパック情報の取得
手順 2 11.3.2 — 選択されたドライバのアンパックと USB デバイスとしてのホス
ト OS への連結
手順 3 11.3.6 — ネットワーク ISO からの起動
11.3.11 — VFlashk の ISO からの起動
11.3.8 — PXE からの起動
手順 4 11.3.7 — ネットワーク ISO USB デバイスの分離
11.3.13 — VFlash からの ISO の分離
手順 5 11.3.3 — ドライバを含むエミュレートされた USB デバイスの分離
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