Users Guide
検出プロセスを実行中の場合、最後の試行の進捗度に対応するプログレスコード(NIC が無効なために検出
およびハンドシェイクがブロックされたか、または管理者アカウントが有効化されているかどうかなど)を
表示できます。タイムアウトまでの残り時間を表示することもできます。
新しい環境での自動検出の再開
システムが以前に自動検出を実行した場合でも、Remote Services を使用して自動検出を再開することができ
ます。再開には次のオプションを使用します。
• 自動検出を即座に実行するか、次回の AC パワーサイクル時に実行するかのいずれか。これは必須の
入力です。
• プロビジョニングサーバーの IP アドレスまたはホスト名。これはオプションです。
例えば、管理下システムをひとつのデータセンターから別のデータセンターに移動するために自動検出を再
開する必要があるとします。自動検出の設定は、検出に使用された認証情報と共に持続され、新しいデータ
センターでシステムの電源を入れると自動検出は工場出荷時のデフォルト設定に応じて動作して、新しいデ
ータセンター用の新しい iDRAC ユーザー認証情報を作成します。
メモ: Execute Server コマンド権限を持つ DRAC 管理者または iDRAC ユーザーは、WS-Management コマン
ドを実行する必要があります。
自動検出を再開中、次の動作がデフォルトで実行されます。
• NIC の有効化(ブレードサーバー)
• IPv4 の有効化
• DHCP 有効
• デフォルトの「ルート」管理者アカウントである User ID 2 を除いて、全ての管理者アカウントを削除
• Active Directory の無効化
• DHCP からの DNS サーバーアドレスの取得
• DHCP からのドメイン名の取得
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