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管理下システムの自動検出
管理下システムを自動検出するには、次の手順を行います。
1.
システムをネットワークに接続します。
2.
管理下システムの電源を入れます。
システムが次の操作を実行します。
iDRAC が起動し、プロビジョニングサーバーの IP アドレスまたはホスト名を DHCP/DNS から取得
して、プロビジョニングサーバーに存在を知らせます。
プロビジョニングサーバーが、iDRAC からのセキュアなハンドシェイクセッションを検証して受
け入れます。
プロビジョニングサーバーが、管理者権限のあるカスタムのユーザー資格情報を iDRAC に提供し
ます。
iDRAC はセキュアなハンドシェイクを受信し、それを完了します。
管理下システムが検出された後、iDRAC は、リモートのオペレーティングシステム展開およびシステム
管理タスクなどの操作を実行するための新しく取得された資格情報によって管理することができます。
DHCP または DNS の設定
システムをネットワークに追加したり、自動検出機能を有効にする前に、ダイナミックホスト設定プロトコ
DHCP)サーバー、またはドメインネームシステム(DNS)が設定されていることを確認してください。
プロビジョニングサーバー IP アドレスまたはホストネームが WS-Management コマンドによって提供されて
いない場合や、F2 または F10 ベースのプロビジョニングサーバー入力を使用している場合は、次の DHCP
たは DNS ベースのメソッドのいずれかを使用して、DHCP または DNS を設定し、iDRAC がドメインネームや
プロビジョニングサーバーのアドレスを検出できるようにします。
DHCP サーバーがクラスのベンダースコープオプション 43LifecycleControllerオプション 1 を使用し
て、プロビジョニングサーバーの場所をコンマ区切りのリストで提供します。これらの場所はホスト
名か IP アドレスであり、オプションとしてポートを含めることもできます。iDRAC DNS ルックアッ
プを使用して、管理コンソールのホスト名を IP アドレスに解読します。
DNS サーバーは、IP アドレスに解読される service option _dcimprovsrv._tcp を指定します。
DNS サーバーは、プロビジョニングサーバーの IP アドレスに解読される DCIMCredentialServer
と命名された自動検出デフォルト「Host A」レコードを指定します。
DHCP DNS の設定の詳細については、Dell エンタープライズテクノロジセンター www.delltechcenter.com/
page/Lifecycle+Controller で『
Lifecycle Controller 自動検出ネットワークセットアップ仕様
』を参照してくださ
い。
前面パネルディスプレイでの検出ステータスの表示
検出のステータスとハンドシェイクの進捗状況を前面パネルディスプレイに表示することができます。
メモ: 前面パネルディスプレイはラックおよびタワー型のサーバーでのみ利用可能であり、ブレードサー
バーの場合は、CMC の前面パネルディスプレイで表示する必要があります。
実行中
停止
一時停止
完了
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