Users Guide

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Remote Services の使用
本項では、より優れた成果を挙げるため、Remote Services 機能の使用を開始し、新機能を効率的に使用する
ために役立つ前提条件の一部について説明します。
Remote Services 使用前の共通前提条件
サーバー上でリモート操作を正しく実行するために、次の前提条件が満たされていることを確認してくださ
い。
Lifecycle Controller 2 バージョン 1.00.00 がインストールされている。
iDRAC7 ファームウェアバージョン 1.00.00
最新バージョンの BIOS がインストールされている。Dell システムに関連する BIOS のバージョンの詳
細については、
iDRAC7 バージョン 1.00.00 Readme
』を参照してください。
タスクを実行するための WS-Management 対応のユーティリティが利用可能。
最新の『
Lifecycle Controller Web サービスインターフェースガイド(Windows および Linux
をダウ
ンロードしてください。詳細については、delltechcenter.com/page/Lifecycle+Controller を参照してくだ
さい。
Collect System Inventory on RestartCSIOR)が有効になっている。
Web サービスのセットアップ
システムのセットアップ時には、次の条件が満たされていることを確認してください。
Remote Services にアクセスするには次のツールを使用します。
オペレーティングシステムにインストール済みの Windows ベースのクライアントである
WinRM。インストールされていない場合は、support.microsoft.com/kb/968930 からのダウンロー
ドが可能です。
オープンソース OpenWSMan ベースの CLI などの Linux ベースのクライアント。詳細について
は、openwsman.org を参照してください。
オープンソースプロジェクト Wiseman などの Java ベースのクライアント。詳細については、
wiseman.dev.java.net を参照してください。
お使いのネットワークにおけるシステムの IP アドレスを把握しておいてください。iDRAC への接続
が可能であることも必要です。詳細については、support.dell.com/manuals iDRAC のマニュアルを参
照してください。
クライアントおよび管理下サーバーのネットワーク設定が適切であることを確認します。ping ユー
ティリティとの接続性を確認し、 その後、クライアントとネットワークで HTTP および SSL プロトコ
ルが使用できることを確認してください。
WinRM クライアント
Remote Services 機能を使用できるようにするには、コンソールに WinRM クライアントをインストールしま
す。Microsoft Windows 7Microsoft Windows Vistaおよび Microsoft Windows Server 2008 には、WS-Management
と呼ばれる標準コンポーネントが装備されています。WinRM クライアントはこのコンポーネントに含まれ
ています。Microsoft Windows XP および Microsoft Server 2003 の場合、support.microsoft.com/kb/968929 からこの
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