Users Guide
78 USC および USC-LCE の操作
•
RAID 60
-
RAID 0
のストレートブロックレベルストライピングを
RAID 6
の分散ダブルパリティと組み合わせています。
RAID 60
を
使用するには、
8
個以上の物理ディスクがシステムに必要です。
RAID 60
は
RAID 6
を基盤としているので、各
RAID 6
セットの
2
台の 物理ディスクが データを損失することなく故障する場合があり
ます。
1
台の物理ディスクが
1
つの
RAID 6
セット上で再構築して
いる間の故障はデータ損失につながりません。データ損失が発生す
るには全物理ディスクの半数以上が故障する必要があるので、
RAID
60
は耐障害性が向上しています。
•
ボリューム
— RAID
レベルや冗長性を持たない単体のディスクドラ
イブまたはセグメント。
簡易設定ウィザードを使用している場合は、「
簡易設定ウィザードのみ
-
ホット
スペアの割り当て
」へ進みます。
詳細設定ウィザードを使用している場合は、次へ
をクリックして、「
詳細設定
ウィザードのみ
-
物理ディスクの選択
」へ進みます。
RAID レベルごとの最小ディスク要件
簡易設定ウィザードのみ - ホットスペアの割り当て
ホットスペアとは、冗長仮想ディスクからデータを再構築するために使用でき
る未使用のバックアップ物理ディスクのことです。ホットスペアは、冗長
RAID
レベルでのみ使用できます。ホットスペアには、物理ディスクのサイズ
要件もあります。ホットスペアには、仮想ディスクに含まれている最小物理
表
4-11 RAID レベルおよびディスク数
RAID
Level
最小ディスク数
01
12
53
64
10 4
50 6
60 8