Users Guide
USC および USC-LCE の操作 63
NIC モード
NIC は、次の各モードで有効にできます。
•
専用
•
共有とフェールオーバー
•
フェールオーバー付きで共有(
LOM 2
)
•
フェールオーバー付きで共有(すべての
LOM
)
専用
このオプションを選択すると、リモートアクセスに Dell リモートアクセスコン
トローラ(
DRAC)上の専用ネットワークインタフェースを使用できます。
DRAC インタフェースは、ホストオペレーティングシステムと共有されず、管
理トラフィックを別の物理ネットワークにルーティングするため、アプリケー
ショントラフィックから分離できます。
メモ: このオプションは、システムに iDRAC6 Enterprise コントローラ
が搭載されている場合にのみ使用できます。
共有とフェールオーバー
このオプションは、リモートアクセスを有効にして、ホストオペレーティング
システムとのネットワークインタフェース共有を可能にします。リモートアク
セスデバイスのネットワークインタフェースは、ホストオペレーティングシス
テムに
NIC チームを設定すると完全に機能します。リモートアクセスデバイス
は、マザーボードの
LOM 1 と LOM 2 で LAN を介してデータを受信します
が、データの送信には
LOM 1 のみを使用します。LOM 1 が故障した場合、リ
モートアクセスデバイスはデータ伝送のすべてを
LOM 2 にフェールオーバー
します。リモートアクセスデバイスは、データ伝送に
LOM 2 を引き続き使用
します。
LOM 2 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送の
すべてを再度
LOM 1 にフェールオーバーします。
フェールオーバー付きで共有(LOM 2)
このオプションは、リモートアクセスを有効にして、ホストオペレーティング
システムとのネットワークインタフェース共有を可能にします。リモートアク
セスデバイスのネットワークインタフェースは、ホストオペレーティングシス
テムに
NIC チームを設定すると、完全に機能します。リモートアクセスデバイ
スは、マザーボードの
LOM 1 と LOM 2 で LAN を介してデータを受信します
が、データの送信には
LOM 2 のみを使用します。LOM 2 が故障した場合、リ
モートアクセスデバイスはデータ伝送のすべてを
LOM 1 にフェールオーバー
します。 リモートアクセスデバイスはデータ伝送に
LOM 1 を引き続き使用し
ます。
LOM 1 が故障した場合、リモートアクセスデバイスはデータ伝送の す
べてを 再度
LOM 2 にフェールオーバーします。