Users Guide
存在する場合は、その項目の数は、Remote Services が復元を試行した回数と同じになります。
RAID の設定
次のハードウェアリソースで RAID のセットアップと設定を行います。
l ストレージコントローラ - PERC
l 物理ディスク(SED) - 4 台
l 物理ディスクの容量 - 1 TB
RAID セットアップ
l 仮想ディスクの容量 - 10 GB(10240MB)
l 仮想ディスクの数 - 10
l RAID レベル - 5
l 専用ホットスペア - 1 台
l ローカルキーによるコントローラのロック
前提条件
サーバー上でリモート操作を正しく実行するために、次の前提条件が満たされていることを確認してください。
l 共通の前提条件
l PERC コントローラ、およびローカルキー管理をサポートする FW
l SED ハードディスクドライブ
ワークフロー
仮想ディスクの作成
1. システムに接続されたストレージコントローラのリストとコントローラのプロパティを取得します。
後で使用するため、次のコントローラのパラメータのステータスを検証するか、書き留めてください。
l コントローラの Fully Qualified Device Descriptor(FQDD)
l セキュリティステータス
l 暗号化モード
l キー ID
2. 必要なコントローラに接続されている物理ディスクの FQDD と値を取得します。
3. 表5-3 に示されている正しい値を設定した後、CreateVirtualDisk() メソッドを実行します。
表 5-3.RAIDセットアップ用の値
パラメータ
値
FQDD
コントローラおよび接続されている物理ディスクのもの
RAID Level
RAID レベルを 5 に設定します。
RAID-5 は、物理ディスク間でデータをストライプし、パリティ情報を使用して冗長データを維持します。物理ディスクが 1 台故障した場合、パリティ情報を使用してデータが再構
築されます。RAID 5 は、読み取りパフォーマンスとデータの冗長性が優れていますが、書き込みパフォーマンスは遅くなります。
スパン深度
1 に設定します。RAID レベル 5 の場合、最低1つのスパンが必要です。
スパン長
3 に設定します。
スパン長とは、各スパンに含まれる物理ディスクの数を指します。この値は、物理ディスクの数を、スパン深度の値で割って計算されます。
サイズ
各仮想ディスクに対して、10240MB に設定します。