Users Guide
さい。パーティションを削除するには、iDRAC をリセットするか、システムサービスをキャンセルします。
l BIOS アップデート、NIC 属性の設定などの、他のRemote Servicesジョブをスケジュールしないでください。
l ScheduledStartTime パラメータを使用しない場合、ジョブ id は返されますが、スケジュールはされません。ジョブをスケジュールするには、DeleteJobQueue() メソッドを呼び出しま
す。
l エクスポートジョブは、ジョブが開始される前に DeleteJobQueue() メソッドを使用してキャンセルできます。ジョブが開始された後、POST 中に Ctrl+E を押し、 システムサービスのキ
ャンセル を選択するか、または iDRAC をリセットします。これにより、リカバリ処理が開始され、システムを直前の既知の状態に復帰させます。リカバリは、5 分以内です。リカバリが完了した
ことを確認するには、WS-Management のコマンドを使用してそのエクスポートジョブをクエリするか、iDRAC RAC または Lifecycle ログをチェックします。
l WS-Management を使用してネットワーク共有をエクスポートする場合、イメージ名に使用できる文字数は 64 文字のみです。
l エクスポートの実行中、およびエクスポート後に、バックアップイメージファイルが改ざんされることがないようにしてください。
機能またはシステム動作
l エクスポート実行中は、システムサービスは利用できません。
l エクスポートの実行中、次の動作が行われます。
¡ SRVCNF というラベル名のパーティションが iDRAC vFlash カード上に自動的に作成され、バックアップイメージファイルが作成されて、このパーティションに保存されます。iDRAC
vFlash カード上に SRVCNF というラベル名のパーティションがすでに存在する場合は、上書きされます。
¡ バックアップイメージファイルが作成され、ネットワーク共有に保存されます。
l エクスポートが完了するまでの所要時間は、サーバーの設定に応じて最長 45 分です。
l エクスポートは、対象となるすべてのコンポートネントを 1 回の操作でバックアップします。1 つのコンポーネント(たとえば、LOM ファームウェアと設定だけをバックアップ)をバックアップするこ
とはできません。
l エクスポートは、ドライバパックや診断パッケージの情報はバックアップしません。
l セキュリティを強化するため、パスフレーズを使用してバックアップイメージファイルをロックします。
l 共有タイプ 変数の値を指定しない場合は、Remote Services はその値が 0 であると認識し、イメージのバックアップを NFS 共有上に作成しようとします。
l エクスポート中、USC-LCE 対応デバイス(BIOS、iDRAC、NIC およびストレージコントローラ)の現在のファームウェアバージョンのみがバックアップされます。ロールバックのファームウェア
バージョンはバックアップされません。
例: 現在インストールされている BIOS ファームウェアのバージョンが 2.1 であり、ロールバックがバージョン 2.0 (2.1 をインストールする前の旧バージョンは 2.0)。エクスポート後、現在イ
ンストールされている BIOS ファームウェアのバージョン 2.1 がバックアップされます。
ワークフロー
1. バックアップイメージファイルの保存先が iDRAC vFlash カードまたはネットワーク共有(CIFS または NFS)かに応じて、入力パラメータを構築します。
2. BackupImage() メソッドを呼び出します。ジョブ id(例: JID_001291194119)が画面上に返されます。
3. ジョブステータスまたはジョブの完了率を取得するには、このジョブ id で必要な WS-Management コマンドを実行します。
参照例
表 5-1.手順番号および参照箇所
メモ: さまざまなスクリプト言語を使ってジョブ id のクエリを行うほか、iDRAC RAC ログでもジョブステータスの進行状況をチェックします。ジョブステータスが完了と表示されたら、
Lifecycle ログですべてのエクスポートエントリをチェックします。ログを表示するには、DCIM_LCService クラスで ExportLifecycleLog() メソッドを使用してログをエクスポートす
るか、Unified Server Configurator-Lifecycle Controller Enabled GUI でログを表示します。
メモ: エクスポートが失敗したときは、ジョブステータスが失敗としてマークされ、失敗の理由を説明するメッセージが表示されます。エラーメッセージ ID および推奨アクションに関する詳
細は、support.dell.com/manuals で『Dell Lifecycle Controller Remote Services Error Messages and Troubleshooting List』を参照してください。
メモ: 次の表で参照されている項に含まれている例は、一般的な例のみです。
手順番号
Lifecycle Controller Web Services Interface Guide(Windows および Linux用)内の箇所
手順1
18.1 - サーバープロファイルのエクスポート
手順2
18.1.1 - iDRAC vFlash カードへのサーバープロファイルのエクスポート - BackupImage()
18.1.2 - iNFS vFlash 共有へのサーバープロファイルのエクスポート - BackupImage()
18.1.3 - iCIFS vFlash 共有へのサーバープロファイルのエクスポート - BackupImage()
手順3
18.1.4 - エクスポートステータスの監視
プロファイル