Users Guide
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Remote Services の使い方
Dell Lifecycle Controller Remote Services バージョン 1.5 ユーザーズガイド
Remote Services をご使用いただくための前提条件
使用事例の使い方
本項では、より優れた成果を挙げるため、Remote Services 機能のご使用と、新機能を効率的にお使いただくための前提条件について説明します。
Remote Services をご使用いただくための前提条件
ウェブサービスのセットアップ
システム設定の際、次の条件を満たしていることを確認してください。
l Remote Services にアクセスするには次のツールを使用してください。
¡ オペレーティングシステムにインストール済みの Windows ベースのクライアントである WinRM。インストールされていない場合は、support.microsoft.com/kb/968930 か
らのダウンロードが可能です。
¡ オープンソース OpenWSMan 使用の CLI といった Linux ベースのクライアント。詳細に関しては、openwsman.org を参照してください。
¡ オープンソースプロジェクト Wiseman などの Java ベースのクライアント。詳細に関しては、wiseman.dev.java.net を参照してください。
l お使いのネットワークにおけるシステムの IP アドレスが必要です。iDRAC への接続が可能であることも必要です。詳細に関しては、support.jp.dell.com/manuals で iDRAC マニュア
ルを参照してください。
l クライアントおよび管理サーバーのネットワーク設定が適切であることを確認します。ping ユーティリティとの接続性を確認し、 その後、クライアントとネットワークで HTTP および SSL プロト
コルが使用できることを確認してください。
WinRM クライアント
Remote Services 機能を使用するには、お使いのコンソールに WinRM クライアントをインストールします。Microsoft Windows 7、Microsoft Windows Vista、および Microsoft
Windows Server 2008 には、WS-Management と呼ばれる標準コンポーネントが装備されています。このコンポーネントには WinRM クライアントが含まれています。Microsoft Windows
XP および Microsoft Server 2003 の場合、support.microsoft.com/kb/968929 からこのコンポーネントをダウンロードし、インストールすることができます。インストールにはローカルの
管理者権限が必要です。
接続のため、クライアントを設定する必要があります。詳細に関しては、『Lifecycle Controller Web Services Interface Guide-Windows version』を参照してください。
OpenWSMan クライアント
OpenWSMan クライアントは、オープンソースプロジェクト Openwsman の一部である WS-Management CLI です。sourceforge.net から WS-Management CLI および
OpenWSMan パッケージをダウンロード、構築、インストール、および使用するには、openwsman.org でダウンロードリンクを参照してください。
使用事例の使い方
使用事例の構造
次の使用事例は参考としてご使用ください。
1. 機能の説明 - シナリオの記述および機能の簡単な説明を提供します。
2. 必要条件 - シナリオを実行する前に必要な条件を示します。
3. 重要事項 - シナリオを実行する際の特別な状況を示します。
4. システム動作の特徴 - 機能の実行状況およびシステムの反応を示します。
5. ワークフロー - シナリオを実行するために必要な手順および短い説明を示します。
6. 完了後の必要条件 - 実行終了後に、ユーザーまたはシステムによって行われる必要があるタスクを示します。
メモ: 接続のため、クライアントを設定する必要があります。設定に関する詳細は、『Lifecycle Controller Web Services Interface Guide-Linux version』を参照してください。