Users Guide
設定を削除して工場出荷時のデフォルト値にリセットするには、DCIM_LCService クラスで LCWipe() メソッドを呼び出します。
NIC/CNA の管理
この機能を使って、システムに埋め込まれているすべてのNIC/CNA の詳細リストを取得し、特定の NIC/CNA の異なる属性を設定します。
Simple NIC プロファイルの詳細については、シンプル NIC プロファイル を参照してください。
NIC/CNA インベントリの表示
l DCIM_NICView クラスで列挙操作を実行し、システムに 組み込まれている すべての(Broadcom および Intel)NIC/CNA のインスタンスのプロパティを表示します。
l 必要な NIC/CNA の正しいインスタンス ID を使ってクラスで Get 操作を実行し、関連するプロパティを表示します。
NIC/CNA 属性の表示
l DCIM_NICAttribute クラス(DCIM_NICEnumeration、DCIM_NICInteger、DCIM_NICString)のうちいずれか 1 つで列挙操作を実行し、システムに組み込まれているすべ
ての NIC/CNA の使用可能属性と値を表示します。
l DCIM_NICAttribute クラスのいずれかで Get 操作を実行して、NIC/CNA 属性を表示します。特定のサブクラスの属性情報を表示するには、正しいインスタンス ID とサブクラスに一覧
されている属性名を使用してください。
NIC/CNA 属性の設定
属性を設定するには、次の手順を実行してください。
1. 適切なインスタンス ID を特定し、インスタンス情報をメモします。
2. IsReadOnly フィールドが、false に設定されていることを確認します。
3. 入力情報の準備のためにインスタンス情報を使用します。
4. SetAttribute() または SetAttributes() メソッドを呼び出します。
5. 属性で Get コマンドを実行し、保留中フィールドにアップデートされた値を表示します。
6. CreateTargetedConfigJob() メソッドを呼び出す前に、入力パラメータ(例えば Target、RebootType、ScheduledStartTime、 UntilTime、など)を構成し、ターゲットにNIC/CNA
の正しい Fully Qualified Device Descriptor(FQDD)を使用します。
7. CreateTargetedConfigJob() メソッドを呼び出し、保留中の値を適用します。このメソッドが正常に呼び出されると、システムは作成された設定タスクにジョブ ID を返すことになります。
8. ジョブ制御プロファイルメソッドを使用して、ジョブ ID の出力のステータスを照会することができます。
9. 手順 1 を繰り返し、メソッドが正しく実行されたことを確認します。
保留中の値の削除
保留中の値を削除するには、次の手順を実行します。
1. DCIM_JobService クラスで DeletePendingConfiguration() メソッドを呼び出す前に、入力パラメータを構成し、NIC/CNA の正しい Fully Qualified Device Descriptor
(FQDD)を使用します。
2. DeletePendingConfiguration() メソッドを呼び出します。
メモ: サポートされているすべての入力パラメータ全ての一覧を見るには、delltechcenter.com/page/DCIM.Library で Simple NIC プロファイルを参照してください。
メモ: 1 つまたは複数の属性を設定するタスクを実行するには、システムを再起動してください。
メモ: 保留中データを削除できるのは、ターゲットジョブの作成前のみです。ターゲットジョブが作成された後は、このメソッドを実行することはできません。必要に応じて
DeleteJobQueue() メソッドを呼び出し、ジョブを削除して保留中の値をクリアします。