Users Guide
これにより、デフォルトの管理者アカウントが無効になります。
b. 自動検出 を選択します。
c. 有効にする を選択して自動検出機能を有効にします。
8. iDRAC6 設定ユーティリティを保存して終了します。
9. システムを再起動します。
自動検出ワークフロー
自動検出が設定されて有効になっている場合のワークフローは、次の通りです。
1. 新しい Dell システムをネットワークに接続します。
2. 電源ケーブルを接続して、システム電源を投入します。
3. iDRAC が起動し、プロビジョニングサーバーの IP アドレス / ホスト名を DHCP/DNS から取得して、プロビジョニングサーバーに存在を知らせます。
4. プロビジョニングサーバーは、iDRAC からのセキュアなハンドシェイクセッションを検証して受け入れます。
5. プロビジョニングサーバーは、管理者権限のあるカスタムのユーザー資格情報を iDRAC に提供します。
6. iDRAC はセキュアなハンドシェイクを受信し、それを完了します。
自動検出プロセスの拡張に伴い、次が可能になりました。
l DHCP または DNS を使用する代わりに、iDRAC 設定ユーティリティ、Unified Server Configurator(USC)、または WinRM コマンドを使用してプロビジョニングサーバーのホストアドレ
スを設定する。
l 新しい環境で、リモートで自動検出を再開する。
l WS-Management を使用してクライアントおよびサーバーのカスタム証明書をアップロードする。
システムでの検出状態の表示
検出およびハンドシェイクのステータスを LCD で表示することができます(実行中、停止、一時停止、完了)。
システムがネットワークに接続されたら、
iDRAC Option ROM(CTRL+E)の自動検出の設定を使用して、自動検出ステータスを設定し、保存して終了します。実行中を示す LCD が点灯します。
検出プロセスを実行中の場合、最後の試行の進捗を示すプログレスコード(NIC が無効なために検出およびハンドシェイクがブロックされたか、管理者アカウントが有効になっているどうか、など)を表示
できます。タイムアウト前に残りの時間を表示することもできます。例えば、iDRAC ネットワーク設定と同じレベルで自動検出にメニューアイテムを追加することができます。
初回資格情報の展開のためのプロビジョニングサーバーへの接続
この機能を使用すると、プロビジョニングサーバーホストに直接接続してハンドシェイクし、ネットワークで新しいサーバーを登録できます。USC コンソールを介するか、WS-Management、iDRAC6
設定ユーティリティまたは工場出荷時の事前設定を使ってウェブサービス要求を経由することにより、プロビジョニングサーバーの IP アドレスまたはホスト名 を手動で設定できます。
WS-Management 要求を使用したプロビジョニングサーバーの設定
プロビジョニングサーバー IP アドレスのプロパティは、WS-Management を介してDCIM_LCService クラスの SetAttribute() メソッドを呼び出すことにより設定します。Microsoft WinRM
SetAttribute() 呼び出しのコマンドラインの例については、本ユーザーガイド内のプロファイル別の章、または Dell テクニカルセンター wiki
(delltechcenter.com/page/Lifecycle+Controller)にある 『Lifecycle Controller Interface Guide』を参照してください。
コマンドを使用してプロビジョニングサーバーの IP アドレス/ホスト名を設定する場合は、次の条件が適用されます。
l racadm racresetcf の発行時、または iDRAC6 のアップデート時には、iDRAC6 のデフォルトへのリセット中に設定の保存オプションが有効になっているようにしてください。このオプション
が無効になっていると、プロビジョニングサーバーの IP / ホスト名が消去されます。
l 自動検出機能は、進行中のハンドシェイクに新しく設定したプロビジョニングサーバーの IP アドレス / ホスト名を使用せず、次回のハンドシェイクプロセス時からのみ使用します。
l 自動検出機能は、次のフォーマットを使用した複数の IP アドレスおよび / またはホスト名の設定をサポートします。
¡ 文字列は、IP アドレス、ホスト名、およびポート番号をコンマで区切ったリストです。
¡ 条件を満たすホスト名
メモ: 管理者アカウントが有効になっていると、自動検出機能は実行されません。